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ハイエース盗難に使われる手口とその対策とは?

作りの頑丈さや利便性で海外で人気のあるトヨタ・ハイエース。盗難被害では、長らくワースト1位でした。とはいえ、いまだ第2位をキープしています。そして、第3位がトヨタ・ランドクルーザーです。ハイエースとランドクルーザーの盗難に使われる手口とその対策を見ていきます。


ハイエース盗難に使われる手口とその対策とは?

ハイエース盗難はハンドルロック

ハイエース盗難は、一旦解体されて海外に送られ、現地で組み立て直されるため、被害に遭ったらお手上げ…。また、LEDヘッドライトなどのパーツを盗まれる事件も多いようです。

最新形式の200系ハイエースは、一部ではスマートキーを装備しており、「キープログラマー」対策も必要です。タイヤ自体を動かなくするタイヤロックや、ハンドルを物理的に動かなくするハンドルロックもシンプルですが効果的です。

ハイエースと並ぶ海外での人気車種である高級SUVのトヨタ・ランドクルーザーは、車体ごと盗まれて中東などで売られる窃盗事件が多発しています。

ランドクルーザーの盗難対策

ランドクルーザーの最新200系はスマートキーを搭載しており、標準でキーレスエントリー形式です。また、高級車だけに純正のセキュリティ装置を装備し、防犯対策も練られています。

しかし、窃盗団はそれらを強引に突破。ボンネットをこじ開けてバッテリーの電気系統をイジりセキュリティ装置を無効化します。このため、ランドクルーザーの盗難対策には純正品以外の警報機の設置が有効でしょう。

また、ランドクルーザーは電波ジャックにも注意が必要です。機能をカスタマイズできる高セキュリティ装置を導入して対策しましょう。


ハイエースが盗難で狙われる要因

ちなみに、日本損害保険協会の発表による2017年に最も盗難に遭った車種は、第1位がトヨタの「プリウス」で、第2位がトヨタの「ランドクルーザー」。そして、第3位がトヨタの「ハイエース」となっています。

ランキングを詳しく見てみると、5位はスカイラインで比率は5.0%、4位はレクサスで9.0%、3位はハイエースで10.1%、2位がランドクルーザーで11.5%、1位がプリウスで22.3%となっています。

実はハイエース、2014年から2016年まで3年連続で第2位でした。それ以前もプリウスが1位の座につくまでの2007から2013年まで、ハイエースが7年連続第1位。なぜハイエースが盗難で狙われるかというと、その要因は需要があるからです。

ハイエース盗難がなくならない理由

ハイエースは海外では絶大な人気

このため、ハイエースは中古市場でも価格が落ちにくい車種。特に海外では絶大な人気があるため、窃盗団によるハイエースの盗難車が途上国に輸出される事件が後を絶たないというわけです。

かつては盗難車がヤードで解体され、コンテナで海外に運ばれるケースが多かったもの。具体的な手口としてはには、3台分程度のハイエースを切断。コンパクトにしてコンテナで海外へ送られていました。

また、ハイエースは部品取り用としてでも高価で取引されています。あえて改造を施して時間と手間をかけずとも、貿易業者などが高く買ってくれるのです。もちろん書類などなくても買い取る業者がいるでしょう。


ハイエース盗難で巧妙化する手口とは

どんどん巧妙化しているハイエース盗難の手口を詳しく見ていきましょう。現行ハイエースは200系と呼ばれるモデル。2004年に発売開始したⅠ型から2013年のⅣ型まで三度のマイナーチェンジのたび、セキュリティシステムも強化してきました。

ハイエースのⅠ型が盗難された手口は、スライドドアから侵入してシリンダーキーを破壊するというもの。ハイエースに盗難防止のイモビライザーが搭載されたのは、2007年のⅡ型からです。スーパーGLは純正イモビライザーを装備しました。イモビライザーとは、キー固有の登録IDが合致しないとクルマが動かない仕組み。ハイエースの盗難が増えてきたための対策でした。

2010年のハイエースのⅢ型前期は、スーパーGLのみにイモビライザー付きリモコンキーを搭載。2012年のⅢ型後期からは、全車にイモビライザー付きリモコンキーを装備しました。しかし、このイモビライザーもイモビカッターで無効化されてしまいます。イモビカッターとは車載コンピューターのID情報をリセットして、別のキーのIDを登録する盗難手口です。

巧妙化するハイエース盗難の手口と対策

ハイエース盗難対策はアナログ手法

2013年に発売を開始した現行のハイエースⅣ型からは、スーパーGLでスマートキーをオプション搭載可能になりました。スマートキーは微弱な電波を発して、ドアの開閉やプッシュ式のエンジンスタートボタンを始動させる仕組みで、当時は最も安全なシステムと思われていました。

しかし、スマートキーからの電波を拾って増幅・中継して解錠してしまう「リレーアタック」という盗難手口が登場します。スマートキーは送信が315MHz、受信が125/134kHzの電波を使用したシステム。その電波を特殊な受信機と送信機で変換・増幅して中継するのがリレーアタックです。実際、日本でもⅣ型ハイエースの盗難は発生しています。

そんなハイエース盗難の対策は、見た目で盗みにくいという印象をアピールすることが大切。物理的に動かせないタイヤロックやハンドルロックは、アナログな手法ですが効果的です。また、人の動きを検知し光の点滅で威嚇するドラレコなどで、犯人にセキュリティ意識を見せつけて面倒臭いと思わせることもポイント。さらに、衝撃や不審者の接近を検知するセンサー類があれば完璧でしょう。

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