GoTo対応ETC乗り放題に不可欠「STAYNAVI」使い方
宿泊代金の35%割引に加え、10月から15%の地域クーポン還元も始まった「GoToトラベルキャンペーン」。その利用方法のひとつとして、ホテルや旅館の情報を集めた「STAYNAVI」というサイトを使う方法があります。ところがこのサイト、使い勝手が悪いことでも評判です。一体、STAYNAVIはどのように使えばよいのでしょうか。
STAYNAVIへの会員登録は比較的簡単
「STAYNAVI」は事実上、GoToトラベルの利用向けに作られた宿泊施設へのリンクサイトです。基本的に、STAYNAVIはホテル・旅館のWebサイトへのリンク元というサイト構成ですが、会員登録を行うことによりホテル・旅館の予約とGoToトラベル利用の紐付けが可能となる仕組みになっています。
GoToトラベル対象のETC乗り放題プランのうち、宿泊を含んだプランはこのSTAYNAVIを利用して申し込む仕組みです。
GoToトラベルでSTAYNAVIを利用する場合、まずは宿泊する旅館・ホテルのGoToトラベル対象プランを直接予約。その際、STAYNAVIへ伝える予約番号が発行されるので電話予約であればメモします。Web予約であれば、予約確認メールに予約番号が書かれているため、こちらの方が便利でしょう。
次に、STAYNAVIの利用が初めての場合は会員登録を行います。この会員登録自体は、連絡先メールアドレスと氏名だけで行い、クレジットカード情報や電話番号などの入力は必要ありません。そして、会員登録が済んだらログインして、旅館・ホテルの予約情報を登録します。
STAYNAVIは予約情報の登録方法が複雑
STAYNAVIが使いづらいといわれるのは、この予約情報の登録方法が難しいためです。登録の際には、先ほど登場した予約番号だけでなく、利用するホテル・旅館の名称や予約日・宿泊プラン名・代表者の居住都道府県・連絡先電話番号・宿泊人数・予約総額といった項目の入力が必要なのです。
予約情報の登録が完了すると、GoToトラベル利用に必要なクーポンが表示されます。パソコンで登録した場合、このクーポンを印刷して宿泊先で呈示することになりますが、スマホ利用の場合はSTAYNAVIへログインすれば、クーポン画面の表示を宿泊先で見せればOKです。
STAYNAVI利用で注意したいのは、サイト自体は予約サイトではないため、支払い方法は現地決済のみとなっている点。また、GoToトラベルで受け取れる15%分の地域共通クーポンは、宿泊先へのチェックイン時に渡される仕組みのため、自宅からホテル・旅館へ向かう間は使うことができません。
もし事前にGoToトラベルの地域共通クーポンを受け取って利用したい場合は、JTBなどの旅行代理店で予約する必要があります。とくに、地域共通クーポンだけで数万円に達するような旅行では、帰り道だけでクーポンを使い切れない恐れがあるため、旅行代理店利用の方が安心といえます。
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ラジオライフ編集部
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