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深夜のサービスエリア「ETC割引」で激混み状態

昼間は混雑する高速路線でも、夜22時過ぎになるとぐっとクルマの数が減ります。このため、渋滞を避けて夜の高速道路を選ぶドライバーも多いでしょう。しかし、夜の高速道路には、23時を過ぎるとSA・PAの駐車スペースが満車で休憩できないという別問題があります。これには、あるETC割引が関係しているのでした。


深夜23時に高速のサービスエリアが激混みな理由

0~4時に高速にいるとETC深夜割引

夜間に高速道路を走行する場合、暗い中のドライブは渋滞がないという意味では快適ですが、昼間以上に疲れがたまるという人も多いでしょう。当然、運転中に疲れてきたらSA・PAで休憩するのが鉄則。NEXCO3社でも、適切なタイミングで休憩をとるように、とあちらこちらで宣伝しています。

ところが困ったことに、平日の夜間は東京や名古屋・大阪といった大都市周辺のSA・PAはトラックで大混雑しているのが当たり前。とくに、大都市へ向かう路線のSA・PAでの混雑が激しく、東名高速海老名SA(上り)、上郷SA(下り)といったSAが満車になりやすい筆頭といえます。

なぜこのような現象が起きるのかといえば、NEXCO3社の路線にETC深夜割引があるため。ETC深夜割引は、毎日0~4時の間に高速道路上に自動車がいた場合、その走行について高速料金を30%オフにするというもの。車種に関係なく割引が適用されるほか、対象外路線も東京湾アクアラインなど6路線に限られます。

ETC深夜割引は大型トレーラーも対象

高速道路の通行料金は車種により5段階に分かれていて、大型トレーラーなどが該当する「特大車」の場合、距離あたりの料金は普通車の2.75倍です。そのため、ETC深夜割引のメリットが自家用車以上に大きく、SA・PAで時間調整をしてでも何としても割引にしたいというトラックが増えてしまうのです。

こうしたSA・PAの大混雑を避ける方法としては、大きく2つ考えられます。1つは、大都市周辺ではなくやや離れたSA・PAを休憩場所に選ぶという方法。ETC深夜割引の時間待ちをする自動車は、0時を回ったらなるべく早く高速道路を降りて目的地に向かいたいため、目的地近くのSA・PAを選ぶ傾向にあるためです。

そして、もう1つは21時といった早い時間帯からSA・PAに入ってしまう方法。高速料金を節約したいといっても、3時間以上も時間調整をするトラックドライバーは限られるからです。

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