E-ハイラジは実証実験中の交通情報アプリ
高速道路のドライブでは、渋滞や事故の交通情報が気になるところ。多くの人は、ラジオでこれら交通情報をチェックしながら走行しているでしょう。しかし、高速道路のラジオ交通情報は走行方向を区別して放送されていないため不便。NEXCO東日本では、スマホのGPS機能を利用して走行方向に合わせた交通情報を提供するアプリ「E-ハイラジ」を公開中です。
E-ハイラジは音声認識で操作できる
NEXCO東日本は、スマホ向けの交通情報アプリ「E-ハイラジ」の実証実験を実施中です。E-ハイラジはApp StoreとGoogle Play Storeからダウンロード可能で、交通情報の提供は京葉道路と東関道高谷JCT~潮来IC、新空港道の3路線で行われています。
E-ハイラジを起動すると、スマホのGPS機能を利用して走行位置のほかに走行方向も感知。E-ハイラジで情報提供対象の高速道路路線を走行中は、「緊急情報」として事故や落下物・渋滞区間の直前で情報がプッシュ通知される仕組みになっています。
また、E-ハイラジは最寄りの緊急情報以外の交通情報も受信可能で、こちらはスマホ画面をタップするか音声認識を利用。音声認識は、「次のジャンクション」→「道路交通情報を再生」のようにマイクへ話しかけることで起動します。
E-ハイラジの交通情報は多言語対応
高速道路での道路交通情報は、路線上の交通情報パネルのほかに、AMラジオ放送を利用して提供されています。ラジオ放送の場合、両方向の路線を区別して放送できないため、両路線の情報を聞くことになります。一方、E-ハイラジを活用することで、走行方向のみの情報入手が可能です。
さらに、E-ハイラジは交通情報の音声読み上げについて、スマホの言語設定に応じて日本語のほかに英語や中国語・韓国語へ自動的に切り替わる仕組み。日常的にこれらの言語を利用している人であれば、E-ハイラジをインストールするだけでその言語の読み上げ機能を利用できます。
なお、E-ハイラジの多言語による交通情報については、日本道路交通情報センター(JARTIC)のWebサイトも同時提供中。JARTICのWebサイト内にある「イベント開催時情報提供サービス」ページ内の地図上から選択することで、各地の多言語通交通情報を聞くことができます。
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ラジオライフ編集部
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