高速の周回走行でのETCバーの反応がわかる動画
高速道路のネットワークが広がることで、路線によっては入口ICから元のICまで戻ってこれるルートが各地に存在。こうした周回走行ルートでは、ETCレーンを利用しないようNEXCO3社はアナウンスしています。そうした中、実際に周回走行してETCレーンを通過すると開閉バーがどう反応するかを検証した動画が公開されています。

周回走行をETCは実ルートで料金計算
NEXCO3社の高速道路には、入口IC~出口ICで複数ルートを選択できる場合、最短ルートの2倍以内であれば迂回ルートを走行した際も最短ルートで通行料金を計算するというルールがあります。逆にいえば、最短ルートの2倍を超えてしまった場合は、実際の走行ルートに従い通行料金を支払うことになる仕組みです。
その典型例ともいえるのが、入口ICから出口ICの間に一周するルートを含むパターンで、NEXCO中日本のWebサイトでは横浜町田ICから清水JCT~新清水JCTを経由して厚木ICまで戻るルートを例として掲載。そのまま厚木ICで降りた際の通行料金650円に対し、清水JCT~新清水JCTを経由するケースでは6230円になるとのことです。
いくら高速道路を迂回・周回しようがバレないだろうと思う人もいるかもしれませんし、現金で支払う場合は迂回や周回をチェックできないことも事実。しかし、ETC利用については高速道路本線上に「フリーフローアンテナ」が設置され、ETC車の走行ルートがチェックされているのです。
周回走行でETCバーが開くか動画で検証
高速道路を周回走行した場合について、NEXCO中日本のWebサイトには「出口料金所では開閉バーが開かないことがあります」といった記載があります。この記載は「常にETCバーが開かない」と書かれていないため、逆に料金所のバーが正常に開くこともありえるとも読み取れます。
この点を検証し、Youtubeで公開しているのがHAKASE DRIVEチャンネルです。チャンネルを運営するハカセさんは、さまざまな場所へドライブした様子をYoutubeで公開していますが、そのなかでもETC周回走行の検証動画は再生回数が多くなっています。
「【検証】高速道路を周回走行したらどうなるのか?」というタイトルの動画では、秦野中井IC~大井松田ICを海老名JCT~海老名南JCT・清水JCT~新清水JCTを含む2種類の周回走行で出口料金所でETCバーが開くかをチェック。結果は、どちらもETCバーは正常に開くというものでした。
ちなみに、動画本編では触れられていませんが、コメント欄への記載によると、通行料金自体は実際の走行ルートにもとづき後日きっり請求が届いたとのこと。なお、周回走行でETCバーが確実に開くとは限らないので、周回走行を行った際にはあらかじめ一般レーンを利用することでトラブルを避けた方がよいことは確かです。

ラジオライフ編集部

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