AMラジオの受信感度で選ぶなら「ICZ-R250TV」
ラジオ放送とワンセグテレビ音声を録音できるのが、ソニー「ICZ-R250TV」です。受信感度はAMラジオに関してはかなり優秀。FMラジオとワンセグテレビ音声も十分な仕上がりです。実勢価格は3万円を超える機種ですが、受信感度などを考えると価格に見合ったラジオといえます。

AMラジオの外部アンテナ端子も装備
ICZ-R250TVの受信周波数は、AMラジオ放送が531~1629kHz、FMラジオ放送が76.0~108.0MHz、ワンセグテレビ音声が13~52ch。実勢価格は31,300円です
地域設定を行えば、地元局が自動的にプリセットへ登録できます。プリセット登録した放送局は、内蔵メモリ内にある「Sound Organizer」をPCにインストールすると、放送局名の編集が可能です。
アンテナは、AMラジオ放送は内蔵バーアンテナ、FMラジオ放送は52.5cmのロッドアンテナ、ワンセグテレビ音声は専用アンテナ(11.5cm)が用意されています。AMラジオ用とFMラジオ+ワンセグテレビ音声用の2つの外部アンテナ端子も装備。切り替えスイッチでアンテナが使い分けられるのもポイントです。
AMラジオの受信感度はかなり優秀
予約録音はプリセットされた放送局に対してのみ行えますが、「曜日」「毎日」「日時指定をして1回だけ」というように柔軟な予約録音が行えます。
AM/FMラジオ放送はMP3形式、ワンセグテレビ音声は著作権保護のため独自形式(拡張子1sa)で録音される仕様。なので、ワンセグテレビ音声を録音したファイルはPCで再生できません。
受信感度はAMラジオ放送に関してはかなり優秀。地元局以外でも大出力局は申し分なく受信でき、5kW程度の局もキャッチできました。FMラジオ放送とワンセグテレビ音声も、十分な仕上がりを見せます。
実勢価格は3万円を超える機種ですが、ラジオ放送やワンセグテレビ音声の録音が手軽にできること、ソニーという信頼感、受信感度などを考えると価格に見合ったラジオと評価できるでしょう。
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ラジオライフ編集部

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