遠距離受信に最適なラジオに「D-808」選ぶ理由
国内のAM/FMラジオ局を遠距離受信するために適しているラジオは、感度などの基本性能はもちろんですが「周波数はデジタル表示」「軽量コンパクト」「実勢価格1万円前後まで」の要素を満たす機種になります。国内メーカーから上位機各1台を選び、ここに中華BCLラジオを加えた4機種をエントリーしました。
ラジオ遠距離受信に4機種エントリー
遠距離受信ラジオベストバイにエントリーした4機種は、アイワ「AR-MD20」、東芝エルイートレーディング「TY-SR66」、パナソニック「RF-300BT」、XHDATA「D-808」です。
各ラジオを「感度」「アンテナ性能と拡張性」「音の質と解像度」「ノイズ耐性と選択度」「操作性」「可搬性」の6項目を実戦チェックして、AM/FM波のモービル遠距離受信にベストな1台を決めました。
そして、ラジオの評価軸は多種多様ですが、モービル遠距離受信を考えるとXHDATAの「D-808」がベストバイです。ポイントは、AM/FM波ともに感度がとても高いことです。
ラジオ遠距離受信に没頭できる配置
D-808のノイズ耐性が低いのは少し気になる部分ですが、それ以上にスピーカーの解像度が高く、大きなマイナスにはなりません。受信帯域幅が可変できる上、LSB/USBの切り替えが可能なSSB受信機能を搭載しているのも、効果的な隣接妨害除去が期待できます。
音量ダイヤルが左側にあるため、左手で音量、右手でチューニングに専念できるのもラジオ遠距離受信に没頭できるので便利です。電源は充電式ですが、18650バッテリーは規格品で乾電池のように交換可能。屋外での遠征受信にも対応できます。
そして、第2位はアイワの「AR-MD20」。実用的過ぎて、使いこなす面白味が薄いからです。遠距離受信は電波との格闘でもあります。受信のワザやラジオの機能を駆使するのが楽しいのです。そこが両機の勝敗を分けるポイントになりました。
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