職務質問で「拳銃を見せて」といったときの反応

夜中に自転車に乗っているとかなりの高確率で呼び止められるのが職務質問。そして警察官は、異口同音に「防犯登録を確認させてもらっていいですか？」といってきます。この職務質問中に「警察手帳を見せて」「拳銃を見せて」といったらどういう反応が返ってくるのでしょうか？

職務質問で警察手帳を見せてと要求

職務質問は怪しい人間に話しかけるきっかけに過ぎません。実際に話しかければ、その人の言動がおかしいかどうかは、一目瞭然。さらに観察眼や話術次第では、平静を装った犯罪者が馬脚を現すこともあります。

逆にいえば、捜査の基本ともいえる職務質問の仕方を見れば、一般人がお巡りさんの能力や人柄、度量を知りうる貴重な場となるわけです。そこで、警視庁管内のお巡りさんの職務質問で少々ムリ目の要求をしてみました。

まずは某日、防犯登録の照会を求められた際に「お巡りさんがニセ警察官の可能性もあるので、警察手帳を見せてください」と、パトカーに乗った2名の警察官に要求してみました。

若い警察官は「ふざけるな！」といきり立つも、50代の年配の警察官は柔軟な対応。「それもそうですね。こちらもあなたの名前を聞くわけですし」と5秒ほど提示してくれました。

別の日には、防犯登録の照会を求められた際に「協力する代わりにお巡りさんの年収を教えてください」と自転車に乗った1名の警察官に要求。「お兄さんは名前だけしかいわないのに、何で僕は年収まで答えるの？　僕も名前なら名乗るから」と話題をすり替えられました。

少々酩酊状態の某日、職務質問の持ち物検査の最中に「協力する代わりに拳銃を見せてください」とパトカーに乗った警察官2名に冗談交じりに要求。「興味あるの？　このままパトカーに乗って警察署までくれば見せてあげるよ」と言葉通りに受け取ってはいけなそうな怖い顔で返されました。

ラジオライフ編集部：三才ブックス

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