原付きの二段階右折違反ほか白バイ隊員が月末に狙う違反
白バイ隊員がこっそり教えるセコイ交通違反ベスト3を紹介しましょう。1つは「黄色線での追い越し」、2つめは「原付きの二段階右折違反」、そして3つめは「整備不良者を捕獲」です。白バイ隊員にはノルマがあります。月末には、原付きの二段階右折違反ほか白バイ隊員が狙うセコイ違反にとくに注意しましょう。
白バイ隊員が教える月末に狙うセコイ違反
交通機動隊にはノルマがあり、月末はセコイ違反を狙うといいます。白バイ隊員によると「まずは片側一車線をゆっくり走って黄色線で無理な追い越しをする運転手を狩ります」とのことです。
この交通違反狩りは、覆面パトカーを夜に駆り出して行うことが多いとか。法定速度ギリギリか、マイナス10kmぐらいで走行すると後ろに付いたクルマやバイクはイライラします。
わざとゆっくり走ってイライラしたクルマが黄色線で追い越した瞬間、捕獲。バイクが追い越していくケースが多いので、その瞬間に赤色灯を回して捕まえると白バイ隊員は教えてくれました。
原付きの二段階右折違反を白バイで待機
次に多いのは、原付きバイクの二段階右折違反狩り。「大きな交差点で右折してくる原付きバイクを待って、取り締まりの準備をします」。原付が二段階右折違反をしてそのまま走り去られることも多いので、白バイを稼働して待機するそうです。
交差点を二段階右折せず入っていく原付きを白バイ隊員が違反チェック。その時、原付きの二段階右折違反を交差点の端で待機していることが多いようです。
最後は、「テールランプの電球切れなど整備不良を狩りまくります。これ、意外にクルマを運転する方は気付いてないので注意して下さい。実際はバイクに多いんですけどね」。
テールランプ切れなど、ちょっとした整備不良を捕まえる。いい訳できないのが悔しいところです。月末はこれらに特に注意しましょう。(文/ジャンクハンター吉田)
二段階右折違反で自転車に赤キップ?
二段階右折違反は、自転車にも適用されます。自転車は道路交通法では「軽車両」にあたり、自動車と同じように交通規則や標識を守らなくてはいけません。一時停止の標識や踏切ではきちんと止まり、一方通行であれば「除く自転車」と書かれていない限り従わなくては違反となります。
その軽車両に関する規制に関係して、自転車が交差点で右折する場合、直接右折してはダメ。一旦交差点を直進して反対側まで行き、そこで向きを変えて再び直進、という「二段階右折」を行わなくてはいけません。
しかも、自転車には交通反則通告制度がないため、二段階右折違反で取り締まられると青キップではなくいきなり赤キップです。ただし、今のところ酒酔い運転などよほど悪質でない限り、自転車を交通違反だけで取り締まるケースは少ないようです。
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ラジオライフ編集部
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