VRとは360度フレームをなくして脳を騙す映像
「PSVR」の発売により、ようやく認知され始めたVRですが、まだまだ普及率は低いし情報も散乱しています。これから始める人のために、まずはVRとは何かを解説しましょう。あたかも、コンピュータが作り上げた架空の世界に自分がいるかのような錯覚を起こす技術が「VR(Virtual Reality)」です。

VRゴーグルを装着して映像再生
VRはヘッドマウントディスプレイを用いて体験するタイプがほとんど。ヘッドマウントディスプレイで360度の映像を見て、音を聞くことで、架空の世界に没入できます。
例えば会社のデスクに座りながら、VRゴーグルを装着して映像を再生したとしましょう。すると、身体は会社にいるままですが、脳内は完全に未知の世界へとワープしているわけです。
そのポイントは、目線と映像の連動。例えば下を向くと地面が映り、上を向くと空が映るといった具合に、目線と映像の動きを一致させます。そのため、「自分は映像の世界に存在している」と脳が騙されるのです。
VRはどこにもフレームがない
スマホやテレビの液晶・映画館のスクリーンには、フレームがあるもの。しかしVRは360度どこに目線をやってもフレームがありません。これがその場にいるように感じる錯覚を起こします。
顔の動きと目線が一致するのは、VRゴーグルが顔の動き・傾きを感知すると、それに合わせて映像も変わるためです。その動きがスムーズで優れているほど、没入感が高くなります。
ちなみに、アプリ『ポケモンGO』で使われている技術は「AR(拡張現実)」と呼ばれているもの。ARは現実の世界に画像などの情報を追加するので、VRとは少し異なるのです。
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ラジオライフ編集部

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