3千円で買える最安ネットワークカメラの暗視度
フルHD・暗視撮影・動体検知・クラウド保存などなど、フツーに1万円オーバーしてもおかしくないスペックを備えたネットワークカメラが「ATOM Cam」です。そのお値段はなんと1台2500円。4台購入しても1万円です。赤外線LEDを搭載して暗視もできる最安ネットワークカメラの実力を見ていきましょう。
ATOM Camにリモート操作機能はない
「ATOM Cam」は、手の平にスッポリと収まるほどコンパクトで、シンプルなデザインにより室内に違和感なくなじみます。棚に置けばBluetoothスピーカーのように見えるので、これなら女性の一人暮らしにもピッタリでしょう。
約5cm四方のカメラ本体に、高さ・角度調整ができるスタンドが付属しています。部屋全体を見渡したいなら、付属のマグネットプレートを使って壁に設置しましょう。
ただ、レンズの向きをスマホでリモート操作する機能はないので、1台で完結させたい人には不向き。複数台設置して死角を潰すのが得策です。
あらかじめ設定しておいた検出エリアに動きがあると、スマホにアラートが通知される機能も搭載。また、検出スケジュールで監視したい時間帯を設定すれば、留守中のみ稼働するようにもセット可能です。
ATOM Camは真っ暗な室内も鮮明に撮影
実際に、リアルタイム映像の視聴を試してみたところ、カクツキや遅延がなく安定していました。撮影動画は若干の粗さは感じるものの、2m先にいる人物の特定や表情も読み取れるレベルです。
また、真っ暗な室内でもかなり鮮明に撮影できました。コントラストが高く、輪郭がくっきり浮き出るので髪型や服装の特徴は十分に捕らえられるでしょう。
ATOM Camの解像度は1920×1080ドット(20fps)、赤外線LEDは4個、画角は130度です。電源はUSB給電で、保存メディアはmicroSDカード(最大32GB)またはクラウドストレージ(14日間)。サイズ/重さは50W×56H×50Dmm/109gとなっています。実勢価格は2,500円です。
■「赤外線カメラ」おすすめ記事
赤外線フィルターを使った透視撮影にトライした
透視撮影が赤外線フィルターで可能になる理由
カーフィルムは透視できるか実際に試してみた
赤外線カメラで透視や暗視ができるメカニズムとは
赤外線カメラに改造されたLUMIXを使ってみた
■「暗視カメラ」おすすめ記事
FLIRは熱エネルギーを感知する暗視スコープ
暗視スコープ新世代はなんとカラー撮影ができる
暗視スコープに歴史アリ…3つの世代の特徴とは
スマホが暗視カメラになる「Seek Thermal」
隠しカメラになるUSBメモリは暗視撮影も可能
ラジオライフ編集部
最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- ETC深夜割引の高速料金30%オフよくある失敗例 - 2024年10月5日
- ポイント価値が8倍になるクレジットカードとは - 2024年10月4日
- NHK受信料はこっそり引越しすると解約できる? - 2024年10月4日
- レンタカーの利用で得するクレジットカードは? - 2024年10月4日
- TVerに課金要素はないので会員登録するのが正解 - 2024年10月3日