低価格ドローンをカーボン仕様にして安定性UP
1万円以下の低価格ドローンは機体が軽い分、ちょっとの風などであおられバランスを失ってしまいます。そこで、低価格ドローンでも安定飛行をするためにボディの強化を図りましょう。カーボン仕様にすると安定性がUPして、低価格ドローンでは難しいホバリングが可能になりました。
低価格ドローンは飛行が不安定
改造の元にする低価格ドローンはSymaのX5C。実勢価格は5,780円です。元のプラスチックボディが柔らかいため、強風でボディが歪んでしまうなど不安定な飛行の原因の多くはここにあります。ボディの強化が必要です。
ボディの材料は、ミニ四駆用グレードアップパーツのカーボンプレートを使用します。手順は、ボディを組んで配線やパーツを組み合わせるだけ。最終的に重さを合わせるのがポイントです。
ドローンをカーボン仕様にする具体的な作業を見ていきましょう。まず、本体のネジをすべて外してボディを展開します。じつはドローンは、とてもシンプルな構造。モーター、基板、配線、スイッチ類のみでできているのです。
低価格ドローンでもホバリング
骨組みは、カーボンプレートにFRPプレートで補強しました。そして、基板を交差するように接続します。基板に対して対角線を描くように、カーボンプレートを組んでいくのです。
カメラやバッテリーを設置する台座を、FRPショートプレートで作り組み立てれば完成です。基板の向きを反対にしたり、プロペラの位置を間違えないように確認は念入りに行います。
最終的には、カーボンプレートに合わせてプロペラの色をブラックに塗装。初期状態より安定感が増し、低価格ドローンでは難しいホバリングも可能になりました。モーターを強化すれば、機体の大型化も可能かもしれません。
■「ドローン」おすすめ記事
ドローン価格が9千円!200万画素カメラを搭載
クアトロックスアイは掌サイズのお手軽ドローン
ドローンとは自律移動する無人操縦機のこと
ドローン規制は飛行性能で免許導入もありえる
ドローン関連ニュースここ1年を振り返ってみる
ドローン空撮!プロの機材と操縦テクニックとは
プロ仕様ドローン空撮は安定飛行と絶妙アングル
X5C EXPLORERSは1万円以下のエントリーモデル
ドローンのカメラ映像をリアルタイム仕様に改造
ドローンの操作距離を「蒸し器」を使って延ばす
ラジオライフ編集部
最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- 可搬式オービスの速度違反は15km/h未満は無視? - 2024年11月22日
- Catchyは仕事も私生活も役立つ文章生成サービス - 2024年11月21日
- NHKメッセージ消去の裏技「録画」が通用する理由 - 2024年11月21日
- 譲渡されたテレビのB-CASカードは申請が必要? - 2024年11月21日
- エンタメ制限突破に使えるVPNサービスはどこ? - 2024年11月20日
この記事にコメントする
あわせて読みたい記事
電動キックボードは安物を買うと公道を走れない
移動式オービス続々導入の裏で激化する価格競争
Amazonと楽天市場で簡単に価格比較する方法とは
青春18きっぷは何キロ乗れば元が取れるのか?
オススメ記事
2021年10月、ついに「モザイク破壊」に関する事件で逮捕者が出ました。京都府警サイバー犯罪対策課と右京署は、人工知能(AI)技術を悪用してアダルト動画(AV)のモザイクを除去したように改変し[…続きを読む]
モザイク処理は、特定部分の色の平均情報を元に解像度を下げるという非可逆変換なので「モザイク除去」は理論上は不可能です。しかし、これまで数々の「モザイク除去機」が登場してきました。モザイク除去は[…続きを読む]
圧倒的ユーザー数を誇るLINEは当然、秘密の連絡にも使われます。LINEの会話は探偵が重点調査対象とするものの1つです。そこで、探偵がLINEの会話を盗み見する盗聴&盗撮テクニックを見ていくと[…続きを読む]
盗聴器といえば、自宅や会社など目的の場所に直接仕掛ける電波式盗聴器が主流でした。しかし、スマホ、タブレットPCなどのモバイル機器が普及した現在、それらの端末を利用した「盗聴器アプリ」が急増して[…続きを読む]
おもちゃの缶詰は、森永製菓「チョコボール」の当たりである“銀のエンゼル”を5枚集めるともらえる景品。このおもちゃの缶詰をもらうために、チョコボール銀のエンゼルの当たり確率と見分け方を紹介しまし[…続きを読む]