プロ仕様ドローン空撮は安定飛行と絶妙アングル
映画やCMの空撮で使用されるドローンはまさにプロ仕様。目的に合わせてパーツを選んで組み上げています。そんなドローンによる空撮の操縦は、機体用とカメラ用の2人のオペレーター連携が大切です。そこで、ドローン空撮のプロが行う撮影の現場を見てみましょう。

ドローン空撮のコントローラー
ドローン空撮はまず、撮影の要であるFreeflySystemsのジンバルとカメラをチェック。ジンバルはローター部分の振動を吸収しつつ、機体がどんなに傾いても常にカメラの位置を水平に保ちます。価格は150万円以上です。
飛行前には1m超のドローンの機体を縦にして360度回転するなど、ジャイロセンサーのキャリブレーションを行います。知らない人が見たら、何かの儀式かと思うかもしれません。
ドローン空撮のコントローラーはフタバの「14SG」(機体用・モード2)と「FX-22」(カメラ用・オンボード式)。どちらもモニターを付けて重くなっているため、ストラップを利用して操作しています。
プロ仕様のドローン空撮は安定飛行
試しに編集部員が歩いているところを、斜め上空からドローン空撮で動画撮影してもらいました。この日、搭載したカメラは軽量なソニー「α7s」です。
さすがにプロ仕様のドローン空撮は、6ローターで付かず離れず非常に安定した飛行を数分間見せてくれました。撮影後に動画を見たら、ドローンの安定した飛行と絶妙なカメラアングルでまるでアーティストのPVのようです。
やはりドローン撮影には安定した機材と、安定した技術が不可欠。プロのドローン空撮はまるでCMのような仕上がりなのでした。
■「ドローン空撮」おすすめ記事
ドローン空撮!プロの機材と操縦テクニックとは
■「ドローン」おすすめ記事
ドローン価格が9千円!200万画素カメラを搭載
クアトロックスアイは掌サイズのお手軽ドローン
ドローンとは自律移動する無人操縦機のこと
ドローン規制は飛行性能で免許導入もありえる
ドローン関連ニュースここ1年を振り返ってみる
X5C EXPLORERSは1万円以下のエントリーモデル
AR.Drone 2.0は5万円で買えるドローン中級機
Bebop Droneは本格的な空撮が楽しめる上級機
ドローンのカメラ映像をリアルタイム仕様に改造