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ほぼ捜査用の覆面パトカーといわれる2車種とは?

「面パト」といっても、交通取り締まり用とは大きく違っているのが捜査用の覆面パトカー。刑事ドラマなどでマグネット式の赤色回転灯をルーフに載せて現場に急行するシーンなどでおなじみです。捜査用の覆面パトカーは、刑事たちが現場へ向かうための交通手段。その車内の様子を元刑事に聞きました。


ほぼ捜査用の覆面パトカーといわれる2車種とは?

ほぼ覆面パトカーといわれる2車種

警察であることをアピールしながら走る白黒パトカーに比べると、車内が明らかに汚いのが刑事が乗る捜査用の覆面パトカー。正式には「私服用セダン型無線車」と呼ばれます。基本的には現場への“足”。移動手段であって、交通取り締まり用のクルマではないため違反者を後部座席に乗せることもないため、車内も雑然としているといいます。

捜査用の覆面パトカーの特徴は、車種がトヨタ・アリオンやスズキ・キザシといったマイナーな車種が多いこと。これらは2種とも不人気な車種ですが、警察車両として大量に納入されたために、街中で見かけるアリオンとキザシはほぼ覆面パトカーといわれています。

そんな捜査用の覆面パトカー車内は灰皿にはタバコの吸い殻は入っていますし、ドリンクホルダーには缶コーヒーやコンビニのドリップコーヒーが置かれたままのこともしばしばです。捜査用の覆面パトカーは、いわば会社の営業車みたいなもの。みんなで使うから、誰もしっかり掃除しないというわけです。

覆面パトカー車内で交わされる会話

なお、捜査用の覆面パトカーで張り込みするのは刑事ドラマの中だけの話といいます。「張り込みをするのにクルマは使わない。路駐したクルマにいかつい男性が2人乗っていたら逆に目立つでしょ」と元刑事は話します。

このため、刑事ドラマの覆面パトカーでの張り込みシーンでよく見かける、あんパンや牛乳を車内で手にすることもありません。お腹が空いたら何を食べるかを相方と相談して、ラーメン屋にでも入ればよいだけです。

実際「クルマを駐車場に入れても覆面なんで、パトカーだなんて誰も気が付かない」といいます。だから、スポーツ新聞を買ってきて車内で読んだりすることもあるようです。

捜査用の覆面パトカー車内ではどんな会話が交わされているのでしょう。刑事は交通課ではないので、運転中は交通違反の取り締まりはしません。このため「気の合う相手となら世間話だってする」といいます。もちろん、緊急走行して現場に向かう時は運転に集中。「まじめに仕事しているよ」と話してくれました。

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