スマホでバクテリアの動きをリアルタイムで観察
スマホを使ってリアルタイムで細菌の有無をチェックできる衛生管理のアイテムが「mil-kin」。サンプルを採取して本体に垂らせば、スマホのモニターにバクテリアなどを映し出してくれるというわけです。これまで現場では困難だった視覚的な衛生管理を見える化してくれます。

スマホを利用して菌をチェックする
アクアシステムの「mil-kin」は、スマホのカメラを利用した菌のセルフチェッカー。ネーミングは「見る菌」から来ています。本体の試料ステージに、サンプルを1滴垂らして観察する仕組みです。
スマホは本体上部に置き、マルチ対応調整穴にカメラレンズを合わせます。レンズ倍率は1,000倍で、視認可能サイズは1μm以上、電源は単3型乾電池×2本です。サイズ/重さは175W×113H×146Dmm/450g。標準価格は107,784円です。
実際にスマホで菌をチェックしてみました。まずは綿棒を水で濡らし、サンプルを採りたい目的物をよく拭き取ります。今回は手の平にどのような雑菌が繁殖しているかを確認してみましょう。
スマホのモニターで菌の動きを確認
付属のマイクロチューブに水を入れ、サンプルを拭き取った綿棒を挿して撹拌します。続いて付属のピペットで、マイクロチューブからサンプルを採取。吸い上げたサンプルを1滴、試料ステージに垂らして電源スイッチをオンします。
すると、手の平に繁殖している菌が動いている様子がスマホのモニターで確認できました。このほか、手で触る機会の多いスマホからサンプルを採取。多くはありませんが、菌を確認できました。さらに、泥水からサンプルを採取すると、大量の菌や動き回るバクテリアが確認できたのです。
例えば災害時の避難所では、衛生状態の悪化が懸念され、雑菌による2次災害に注意が必要。食中毒や入れ歯に増殖した雑菌が原因の誤えん性肺炎など、リスクが高まります。避難所などに用意してあると、衛生管理の注意喚起に役立つでしょう。
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ラジオライフ編集部

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