中華系動画サイトの視聴制限を解除できるアプリ
「Youku」や「bilibili」といった中華系動画サイトは、日本からの視聴を制限することがあります。そこで利用するのが「VPN」。IPアドレスを日本ではなく中国に偽装すれば見られるようになるのです。スマホで利用できるVPNアプリは各種ありますが、今回は評判の高い「ExpressVPN」を検証しました。

7日間無料の「ExpressVPN」の使い方
海外動画サイトの視聴エリア制限は、利用者のIPアドレス(ネット上の住所のようなもの)を元に行われています。そこで、自分のスマホのIPアドレスを視聴可能な地域のIPアドレスに偽装すれば、アクセスが制限された動画でも再生できるようになるというわけです。
IPアドレスを偽装できるVPNアプリは各社からリリースされていて、無料アプリから有料アプリまでさまざま。今回は、ユーザー間で評判が高い「ExpressVPN」の使い方を見ていきましょう。
VPNアプリ「ExpressVPN」は有料ですが、7日間は無料で利用可能。App Store、Google Playで入手できます。料金は1か月プランが12.95ドル/月、6か月プランが9.99ドル/月、12か月プランが8.32ドル/月です。
「ExpressVPN」で接続する国名を選ぶ
「ExpressVPN」を立ち上げて「ON」をタップすると、世界中のVPNロケーションを選択する画面が表示。ここから偽装したいエリアを選ぶのです。VPNロケーションには、イギリスやオランダ、ドイツなど国名が並んでいます。
ここで国名を選んで「接続完了」と表示されれば、その国からのアクセスとして偽装できるというわけ。動画サイト側は日本からではなく当該エリアからのアクセスと認識するため、アクセス制限を回避できるのです。
実際に「ExpressVPN」で「香港」に接続したのち、中国の動画サイト「bilibili」にアクセスしてみたところ、アクセス制限を回避してコンテンツを見ることができました。