Lhaplus（ラプラス）文字化けZIP解凍のUTF-8問題と対策

ZIPファイルを解凍すると文字化けしてしまって、フォルダ名やファイル名が判別不能になった経験があるでしょう。ZIP解凍の文字化けはMacとWindowsで圧縮・解凍時に使われる文字コードが異なるために起こる現象。そこで、Macから送らてきたZIP解凍で文字化けさせない方法を紹介しましょう。ZIP解凍文字化けでLhaplus（ラプラス）のUTF-8問題と対策を見ていきましょう。

Lhaplus（ラプラス）でも文字化けするZIP解凍はUTF-8

Macから送らてきたZIPファイルをWindowsで解凍すると、文字化けすることがあります。中身の写真や資料に日本語で名前が付いていると、定番の圧縮・解凍ソフト「Lhaplus（ラプラス）」でもZIP解凍で文字化けして意味不明な文字列が並んでいる状態に…。

MacとWindowsでは、それぞれ圧縮・解凍時に使われる文字コードが異なることがLhaplusでもZIP解凍で文字化けが起きる主な原因です。LhaplusのZIP解凍の文字化けは、Macでは「UTF-8」で圧縮しており、Windowsでは「Shifrt-JIS」で読み込んで解凍するために起こります。

Macで作成したファイル名に日本語を含んでいると、WindowsのLhaplusでZIP解凍するときに文字コードの問題で文字化けしてしまうというわけ。Macユーザーが取引先にいる場合に、LhaplusのZIP解凍の文字化けはよくおこります。

Lhaplusの文字化けはZIP解凍のUTF-8の未対応に原因

そこで、LhaplusによるZIP解凍の文字化けを回避して解凍する方法を3つ紹介しましょう。Macから送らてきたZIP解凍でLhaplusのように文字化けさせない1つめの方法は「UTF-8対応の解凍ソフトを使う」というものです。

かつては圧縮・解凍ソフトは「Lhaplus（ラプラス）」が定番でした。ただし、LhaplusはUTF-8対応されていません。ZIP解凍で文字化けする原因はLhaplusのUTF-8対応であることがほとんどです。

このため、今は高効率で圧縮できてZIP解凍も文字化けしない「7-Zip」が圧縮・解凍ソフトの新定番となっています。もちろん、UTF-8対応でMacのZIP解凍も文字化けさせずにできるツールです。

Lhaplusのような文字化けしないZIP解凍は7-Zip利用

ZIP解凍でLhaplusのように文字化けしない2つめの方法は、Windows10自体のZIP解凍機能を利用することです。Windows10標準の解凍機能はUTF-8にも対応しているため、LhaplusののようなZIP解凍の文字化けは発生しません。

Windows10標準のZIP解凍でLhaplusのように文字化けしない解凍機能の使い方は、圧縮ファイルを右クリックで「プログラムから開く」を選択。ここでZIP解凍文字化けを回避する方法は「別のプログラムを選択」をクリックします。

ここで「エクスプローラー」を選択してOKをクリックすると、LhaplusののようにZIPが文字化けせずに解凍可能。これ以降はZIPを見つけると、LhaplusのようにZIP解凍で文字化けしないエクスプローラーで開くようになるのです。

LhaplusのようにZIP解凍で文字化けしない3つめの方法は「Microsoftの修正プログラムを導入」すること。Windows7では修正プログラムの導入で、標準のZIP解凍機能でもLhaplusのような文字化けを回避できる場合もあります。他のOS含めZIP解凍でLhaplusのような文字化けをする場合は、UTF-8に対応した7-Zipの利用が手っ取り早いでしょう。

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