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IC-R30の受信改造方法と音声化できるデジタル無線は?

待ちに待ったデジタル対応ハンディ受信機「IC-R30」がついに発売になりました。IC-R30は初めてのデジタル対応ハンディ機だけに、性能はもちろん操作性も未知数です。デジタル無線は受信モードが合わなければ音声化されません。最新ハンディ機「IC-R30」で聞けるデジタル無線について見ていきましょう。


最新ハンディ機「IC-R30」で聞けるデジタル無線

IC-R30で音声化できないデジタル無線

アナログ波の受信モードにFM・AM・SSBがあるように、デジタル波にも多様な受信モードがあり、受信モードが合わないと音声化されません。IC-R30はオートモード機能を搭載していますが、すべてに対応しているわけではなく、中には受信できても音声化できないデジタル無線もあります。

主に138~141/157~164MHzを使うアメリカ軍基地内連絡波は、電波法の適用外なのでIC-R30のオートモードは対応せず。IC-R30ではアメリカ式のP25モードは手動で設定します。受信の可能性は高いでしょう。

160MHz帯マスコミ無線は、NXDN-VNモードはIC-R30で自動設定されず、旧割当てのFMモードを表示します。IC-R30で受信モードを合わせても、秘話コードが設定されていると音声化できません。

270MHz帯消防無線は、旧割当てが沿岸船舶無線電話のため、IC-R30は受信改造が必要な帯域。IC-R30改造後に周波数が表示され受信できても、受信モードが一致しないため音声化できません。

IC-R30はデジタル無線の2波同時は不可

351MHz帯簡易無線は、IC-R30はオートモードでDCRモードが設定されます。アルインコ独自方式以外は音声が出力されますが、秘話コードの自動解析機能がないのでIC-R30では手動で調べなければなりません。

413MHz帯業務無線は無線電話である新幹線公衆電話帯のため、IC-R30は受信改造が必要。DMRモードを採用しているので、DMRモード非対応のIC-R30では音声化できません。

467MHz帯簡易無線は、IC-R30では351MHz帯の登録局と同じDCRモードが自動設定される免許局。秘話コードがなければ、IC-R30で即座に音声化されます。DCRはアイコム公認の受信対象といえるでしょう。

なお、IC-R30は2波同時受信機能を搭載していますが、周波数帯や受信モードの組み合わせに制約があり、デジタル無線同士の2波同時受信はできません(SSB/CWモードとデジタル波の組み合わせも不可)。IC-R30で周波数は表示されますが、ミュートが表示されて受信そのものができない状態になります。


IC-R30は受信改造で0.1~3305MHzフルカバー

IC-R30は、無線電話などの周波数帯が受信できないJマーク仕様。以下のIC-R30の受信改造で、0.1~3305MHzをフルカバーするようになります。

IC-R30の受信改造はまずバッテリーパックを外します。背面カバーにあるネジ(6本)を外して、前面カバーを取り外したら、3本のネジで固定されたディスプレイのカバーと、スピーカーのケーブルを取り外してください。

IC-R30の改造ポイントは、ディスプレイの下から伸びるフラットケーブルの左側。下から2つ目のチップを、ハンダゴテを使って取り外します。拡張コマンドは「MAIN」+「BAND」ボタンを押しながら電源を入れて、IC-R30の受信改造は終了です。

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ラジオライフ編集部

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