アクションカメラ「GoPro」廉価版ならこの1台
中華モデルの安物攻勢の追撃を前に、一時は業績を落としていたアクションカメラの先駆者「GoPro」。しかし、HERO5やHERO6と高性能なモデルを投入することで最強アクションカメラの立場を明確化。業務用途であればGoPro一択となっています。そんなGoProの廉価版なら「ThiEYE」で決まりです。
趣味用途なら中華アクションカメラ
絶対王者はGoProですが、趣味用途なら半額以下で購入できる中華アクションカメラという選択肢もあるでしょう。現在、中華モデルはハイエンド機が2万円台後半から3万円台に高騰中。それならばもうちょっと頑張ってGoProを購入すべきです。
その意味でアクションカメラの中華モデルの狙い目は、15,000円前後のミドルクラス。中でも、ThiEYEの「T5e」は高コストパフォーマンスの優秀モデルです。中華アクションカメラの中では、低価格の割に圧倒的な画質を実現しています。
ThiEYEは国内流通が弱く、GearBestなどの海外通販などが主な販路。最近では1万円代後半とやや高価ながら、国内輸入業者により入手が容易となってきました。
ThiEYEの動画解像度は3840×2160ドット(30fps/MP4形式)、液晶画面は2インチのディスプレイです。電源は内蔵充電池。サイズ/重さは40W×30H×60Dmm/58gとなっています。
中華アクションカメラのライバル機
一方の本家GoProのHERO6は、本体防水やタッチパネルなどを実現したHERO5の基本性能をさらに向上させたフラッグシップモデル。4K/60fps(HEVC)をはじめ、強力な手ブレ補正機能など、まさに他機種を寄せ付けないスペックです。現在の実勢価格は4万円前後と落ち着いてきたので、後継機種がそろそろか出るかもしれません。
HERO6の動画解像度は4096×2160ドット(60fps/MP4形式)、液晶画面は2インチのタッチパネル式ディスプレイです。電源はリチウムイオン充電池。サイズ/重さは62W×32H×44.5Dmm/117gとなっています。
アクションカメラはSoC(システムオンチップ)とセンサーの型番で、ある程度の性能の目安がつきます。中華アクションカメラのT5eが採用するSoCは「Ambarella A12LS75」で、HERO5で採用していた「Ambarella A9SE7」に近い性能。スペック的には、HERO5のライバル機といっても過言ではありません。
ちなみに、HERO6のSoCはAmbarella製ではなく、旧富士通系ソシオネクストとGoProの共同設計の「GoPro GP1」となっています。
■「アクションカム」おすすめ記事
中華アクションカメラと「GoPro」の性能を比較
千円ちょい激安アクションカムの驚愕の性能とは
SJCAMは数あるGoProコピーの中では屈指の性能
1万円で買える中華GoProはどれを選ぶべきか?
■「VR」おすすめ記事
VRとは360度フレームをなくして脳を騙す映像
1,000円台から購入できるおすすめVRゴーグル
VRゴーグルの自作は100均のルーペを流用する
ラジオライフ編集部
最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- Catchyは仕事も私生活も役立つ文章生成サービス - 2024年11月21日
- NHKメッセージ消去の裏技「録画」が通用する理由 - 2024年11月21日
- 譲渡されたテレビのB-CASカードは申請が必要? - 2024年11月21日
- エンタメ制限突破に使えるVPNサービスはどこ? - 2024年11月20日
- 合法的にNHK受信料を払わないで済ます方法とは - 2024年11月20日
この記事にコメントする
あわせて読みたい記事
千円で買えるレンズの再現度が高いダミーカメラ
800円以下で買えるドーム型のダミー防犯カメラ
本物と同じ筐体を使うダミーカメラの使い道は?
ダミー防犯カメラが両面テープで貼れるほど軽い
オススメ記事
2021年10月、ついに「モザイク破壊」に関する事件で逮捕者が出ました。京都府警サイバー犯罪対策課と右京署は、人工知能(AI)技術を悪用してアダルト動画(AV)のモザイクを除去したように改変し[…続きを読む]
モザイク処理は、特定部分の色の平均情報を元に解像度を下げるという非可逆変換なので「モザイク除去」は理論上は不可能です。しかし、これまで数々の「モザイク除去機」が登場してきました。モザイク除去は[…続きを読む]
圧倒的ユーザー数を誇るLINEは当然、秘密の連絡にも使われます。LINEの会話は探偵が重点調査対象とするものの1つです。そこで、探偵がLINEの会話を盗み見する盗聴&盗撮テクニックを見ていくと[…続きを読む]
盗聴器といえば、自宅や会社など目的の場所に直接仕掛ける電波式盗聴器が主流でした。しかし、スマホ、タブレットPCなどのモバイル機器が普及した現在、それらの端末を利用した「盗聴器アプリ」が急増して[…続きを読む]
おもちゃの缶詰は、森永製菓「チョコボール」の当たりである“銀のエンゼル”を5枚集めるともらえる景品。このおもちゃの缶詰をもらうために、チョコボール銀のエンゼルの当たり確率と見分け方を紹介しまし[…続きを読む]