中華製の携帯型ゲーム互換機の「贈り物」の中身
ここ数年で急激に進化してるのが中華製の携帯型ゲーム互換機です。ファミコンやゲームボーイといったレトロゲームはもちろん、プレステなどのディスクゲームも動くハイスペックなモデルが続々登場。各種エミュレータを搭載し、懐かしのゲームを手軽にプレイできる反面、違法なゲームROMとセット販売されているものも多く、グレーな商品であることは間違いありません。

携帯型ゲーム互換機がアップグレード
ANBERNIC「RG350M」(実勢価格:15,999円)は、そうした中華製の携帯型ゲーム互換機の最新モデル。ファミコン・スーパーファミコン・ゲームボーイ・GBA・ワンダースワン・メガドライブ・PCエンジン・プレイステーションといったエミュレータを内蔵し、往年の名作を気軽に楽しめるのが特徴です。
本体は高級感あふれるアルミ合金製で、しっかりとした重量感がある上、3.5インチのIPS液晶搭載でレトロゲームを美麗なグラフィックでプレイ可能。また、従来中華製パチモノ互換機といえば操作性の悪さが大きな弱点でしたが、ボタン類もアップグレードされています。
2つのアナログスティックを備え、プレイステーションの3Dゲームもぐりぐりプレイ可能。本体にはミニHDMI端子を搭載しており、今後のファームアップで外部出力にも対応するはずなので、大画面で格闘ゲームを楽しむことも夢ではないでしょう。
ゲーム互換機にmicroSDカードが付属
本体にはミニHDMI端子のほかに、OTG・イヤホン、電源用USBといった各種端子に加え、2つのmicroSDカードスロットが搭載されています。今回、商品をAmazonマーケットプレイスで中国業者から購入したところ、本体とは別に「贈り物」として32GBのmicroSDカードが付属していました。
中身を確認してみると、そこにはハードごとにフォルダ分けされた大量のゲームROMが…。「贈り物」には、約14,000タイトルのゲームROMが収録されており、エニュミレータさえあれば本機以外でもプレイできる状態でした。
実はこうしたパッケージの販売は日本独自のもので、中国ではこれほど大胆に違法ROMを「贈り物」にすることは少ないようです。日本国内では違法ROMが付属し、中国では純粋なゲーム機として販売されるという逆転現象は、中国ガジェット好きには興味深いところでしょう。
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ラジオライフ編集部

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