パチンコの特殊景品の「純金」でひと儲けを狙う
「金」は有事の資産と呼ばれ、景気が悪くなると価値が上がるのがセオリーです。このコロナ禍も例外ではなく、金の価格はグングン上昇しました。そこで注目されたのがパチンコ店の「特殊景品」。東京都では純金が使われているため、交換せずに抱えておくと想定以上の価値を持つケースがあったのです。

パチンコの出玉の現金化に特殊景品
日本において賭博は違法行為です。パチンコの出玉を現金化するには、まずは出玉を特殊景品と交換します。次にその特殊景品をパチンコ屋とは表向きは無関係の店で買い取ってもらう仕組み。いわゆる「三店方式」という方法です。
特殊景品の種類は地域や店によってさまざま。ボールペンや文鎮、コーヒー豆という場所もあります。そして、東京都の場合は「純金」。これがミソで、金相場の上昇により、想定以上の価値を持ってしまう場合があるのです。
2007年以前は大景品(金1g)の買い取り価格は2,500円でした。それが2020年12月には8,000円にまでアップ。数年で3倍以上に跳ね上がったのですから、ズル賢く蓄えようとする人がいるのもうなずけます。
パチンコの特殊景品ケース中央に純金
パチンコの大景品(金1g)の価格推移を見てみると、2007年10月まで2,500円だったものが、2007年11月に3,500円、2010年5月には4,000円と徐々に上昇。2011年4月に5,000円、2013年2月に5,500円、そして2020年1月に6,500円、2020年8月に8,000円をつけました。
実際のパチンコの特殊景品を見てみると、ケースの中央には本物を証明する「TOKURIKI」と刻まれた金1gが鎮座しています。1個だけではわずかな儲けですが、もし数百万円分もの特殊景品を溜め込んでいたら大儲けです。
なお、パチンコの特殊景品は価格改定のタイミングなど不定期にデザインを変更しており、旧デザインは買い取りを拒否される恐れがあります。
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ラジオライフ編集部

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