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エアーバンド「まずTWR(タワー)を聞け」とは

「大空を飛んでいるパイロットの声が聞きたい」のであれば、エアーバンドは日本全国どこでも受信できる、初心者にも優しい受信ジャンル。なぜかというと、航空機は富士山よりもはるかに高い十数km上空を飛んでいるからです。地上の管制官とは違い、上空からの電波は遠くまで飛ぶからです。


エアーバンド「まずTWR(タワー)を聞け」とは

エアーバンドと航空機の動きがリンク

このため、エアーバンド受信ではハンディ機+付属アンテナで300km先を飛んでいる航空機の電波をキャッチできることもあります。とはいえ、それは受信環境がそこそこ良ければという話です。

コロナ禍で便数が激減していましたが、少しずつ旅客数も増えて運休していた便も次第に再開されています。空港は一時の閑古鳥すら鳴かないような状況から、旅客でにぎわう時間帯も見られるようになりました。

そんな状況でも、空港の展望デッキには密になるほど人が押し寄せるという雰囲気でもありませんし、何といっても屋外です。また、空港周辺の公園といった撮影スポットなら閑散としています。

エアーバンドの楽しみ方の1つが、交信の内容と実際の航空機の動きをリンクさせること。自宅で交信を聞きながら世界中の航空機の動きが分かる飛行機アプリ「Flightradar24」で、航空機の動きを確認していた人も多かったことでしょう。

高空を飛んでいる航空機を、目視することは極めて困難ですが、空港の周辺であれば高度が下がっているため、実際に目にしながら受信できます。

エアーバンドで聞こえる管制官の指示

また、航空機からうなりを上げるエンジン音が聞こえ、加速して上昇して行く姿を見るだけでもテンションは上がり、同時にエアーバンドで聞こえてくる管制官の「Cleared for takeoff」の指示を聞くと、高揚感が10倍は上がります。

展望デッキや撮影スポットは電波の発信源が目の前にあるため、ハンディ機でクリアに受信できる最高の場所です。そこでは「まずTWR(タワー)を聞け」と言われてきました。

TWR(飛行場管制席)は、滑走路上と空港周辺およそ9kmの範囲を飛ぶ航空機を管制する管制席で、離着陸の指示もTWRが行います。空港周辺を飛んでいる航空機の動きがすべて分かるので、航空機の動きを見ながらの受信が楽しめるのです。

TWRの他には、駐機場や誘導路を移動している航空機を管制するGND(グランド/地上管制席)も、航空機を目にしながら受信できるのでオススメです。なお、地方空港では、TWRかRDO(レディオ)がGNDの役割を兼ねるので、1波を聞くだけですべての動きが掌握できます。(写真/星智徳)

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ラジオライフ編集部

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