サブカメラ一体型ドラレコが撮影できる範囲は?
あおり運転の証拠撮りに最適な2カメラタイプのドライブレコーダーが、安価で入手できるようになりました。そこで、1万円以下で購入できるサブカメラ一体型の広角ドライブレコーダーが、車両後方部をどこまで撮影できるのか実走レビューしました。サブカメラの意外な活用方法も紹介します。
サブカメラは後続車を捕らえられない
恵安といえば、PCやテレビの周辺機器が有名ですが、実はドライブレコーダーも販売しています。「KDR-E10」はサブカメラが分離型ではなく一体型なので、後続車を捕らえることはできません。
しかし、車内の様子や歩道を記録できます。本体サイズはICカードほどなので、ミラー裏に隠しやすく、小型車でも視界の邪魔になりません。ソニー製のCMOSセンサーを搭載しているのもポイントです。
昼の撮影映像を確認してみると、フロントカメラは前方車両のナンバーや15m先の看板の文字がクッキリ映っていました。サブカメラの画質はもう一歩という印象ですが、カメラの方向を自由に変更できるという利点があります。
フロントカメラは2~3万円クラス並み
夜の撮影映像を確認してみると、フロントカメラは前方車両のナンバーが白飛びしているのが残念。しかし、色味は明確に出ています。サブカメラは車内が暗過ぎると機能しないので、夜間使用時はサイドに向けて使うとよいかもしれません。
とにかく昼のフロントカメラの映りがきれいなのは驚き。大手メーカーの2万~3万円クラスと同等に張り合えるレベルです。イヤホンプラグに挿し込んで使うサブカメラは360度回転するため、瞬時にトラブルがおきた方向にレンズを動かして撮影できます。
動画保存形式はMOVで、画面サイズは3インチ、記録メディアはmicroSDカード(最大32GB)です。フロントカメラの解像度は1920×1080ドットで、画角は154度、サイズ/重さは89W×52H×30Dmm/64gとなります。
また、サブカメラの解像度は720×480ドットで、画角は78度、サイズ/重さは約17W×22H×7Dmm/約3g。実勢価格は9,250円です。
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ラジオライフ編集部
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