AQUOS/VIERA/REGZA/BRAVIAのサービスモード隠しコマンド

「サービスモード」とは、液晶テレビで隠しコマンドを入力すると表示される裏メニューです。テレビのサービスモードでは、エラーチェックに加えて輝度やコントラストの微調整など、通常の映像設定よりも詳細なチューニングが可能になります。AQUOS（アクオス）/VIERA（ビエラ）/REGZA（レグザ）/BRAVIA（ブラビア）各メーカー液晶テレビのサービスモード隠しコマンドを見ていきましょう。

VIERA（ビエラ）サービスモード隠しコマンドで調整

パナソニックの液晶テレビである旧「VIERA（ビエラ）」のサービスモード隠しコマンドは、テレビ本体の「音量－」を押しながら、リモコンの「画面表示」を3回連続で押すというもの。VIERAの隠しコマンドでサービスモードが起動して専用メニューが画面左上に出現します。

VIERA隠しコマンドによるサービスモードではコントラストや彩度などの9項目を、数十段階で調整可能です。なお、現行のVIERAはサービスモード隠しコマンドが変更されたようです。

ソニーの液晶テレビ「BRAVIA（ブラビア）」のサービスモード隠しコマンドは、まずリモコンで電源をオフにします。続いて、BRAVIAのサービスモード隠しコマンドはリモコンで「画面表示」→「5」→「音量＋」→「電源」の順に押すのです。BRAVIA隠しコマンドで表示されるサービスモードでは、放送の解像度・ビットレート・アスペクト比などを確認できます。

REGZA（レグザ）のサービスモード隠しコマンド

東芝の液晶テレビ「REGZA（レグザ）」のサービスモード隠しコマンドは、電源をオンにしてリモコンで「消音」を押します。REGZAのサービスモード隠しコマンドは再度「消音」を押したまま、本体の「放送切換」をプッシュしてください。

画面右上に「S」マークが出て、REGZA隠しコマンドのサービスモードが起動します。REGZAのサービスモード隠しコマンドでエラーの発生箇所や信号強度などを調べられるのです。

シャープの液晶テレビ「AQUOS（アクオス）」のサービスモード隠しコマンドは、電源オンの状態で電源ケーブルを抜きます。続いてのAQUOSのサービスモード隠しコマンドは、本体の「音量－」と「入力切替」を押しながら、電源ケーブルを差すというもの。画面左上に「K」と表示されたら、「音量－」と選局ボタン「∨」の同時押しでAQUOS隠しコマンドのサービスモードに突入します。

ジェネリックREGZAのサービスモード隠しコマンド

AQUOS隠しコマンドのサービスモードでは「水平・垂直・色合い」などの確認が可能。システムの強制リセットなどもメニューに表示されます。

三菱電機の液晶テレビ「REAL」のサービスモード隠しコマンドは、電源オフの状態で本体のチャンネルボタン「∨」と電源ボタンを長押し（15秒以上）。隠しコマンドで起動したサービスモードでは、自己診断などが実行可能。HDD内蔵機ならHDD換装も行えます。

マーシャルの「ジェネリックREGZA」のサービスモード隠しコマンドは、電源をオンにしてリモコンで「消音」を押します。再度「消音」を押したまま、本体の「機能切換」を押すとジェネリックREGZA隠しコマンドのサービスモードに突入。ジェネリックREGZAのサービスモード隠しコマンドで、HDMI入力のON/OFFなど、ホテル用の設定が行えます。