ダイソー「ミニルーター」先端のブレを防ぐ改造
100円均一ショップのダイソーはもともと、まるでホームセンターのような品揃えといわれるほど、100均工具のラインアップには定評がありました。さらに、ダイソーでは100円以上の高級ラインを200~600円の価格帯を中心に展開。100均工具にも高級ラインが揃い始めています。100均工具のミニルーターとハンダごてを見ていきましょう。

ダイソー100均工具ワンポイント改造
ダイソーの「3Vタイプ ミニルーター」は、動くちょっとした研磨やサビ落としが格段に楽になる100均工具。単4形乾電池×2本で動作します。価格は660円です。
ビットはホビー用の製品と共通サイズなので、さまざまなメーカー品が使えます。ただし、プラの割りピンでビットを固定しているだけの簡素な作りなので、穴あけなど高トルクを必要とする作業には向いていません。
また、ミニルーターを使用していてやや気になるのが、先端のブレ。分解してみると、シャフト部分にあるはずのベアリングがありませんでした。そこでベアリングを追加して、ブレを防ぐワンポイント改造を紹介しましょう。
見つけたら確保したいダイソー100均工具
ミニルーター本体はバッテリーキャップとビット側リングで固定されているので、この2個を外すと2枚開きになる構造。ここでモーターとシャフトを取り出します。
そして「1060ベアリング」を1個、シャフト部分に取り付けるのです。あとは逆の手順で元に戻して完成。微ブレを起こしていた先端が、ブレずにきれいに回るようになりました。
ダイソーの100均工具「30Wハンダこて」は、どこにでもありそうなフツーのハンダごてですが、注目すべきはコテ先。gootのコピー品なのか、同社のコテ先がそのまま使えてしまいます。価格は550円です。
そのままでも十分利用可能ですが、コテ先をgootに交換するとより使いやすくなります。ちなみに20Wと40Wタイプもありますが、非常にレアなので見つけたら確保しておきましょう。