ネットの活用法や便利なアプリ、お得な買い物テクニックなど知って得する情報を毎日更新しています。

ポータブルラジオの基本を極めた「RF-U180TV」

パナソニックが2018年9月に発売した「RF-U180TV」は、AM/FMラジオ放送とワンセグテレビ音声の受信に対応しています。デザインが落ち着いているので、地味な印象を受けますが、使ってみると「能ある鷹」であることがすぐに分かります。何といっても音質がすばらしく、どこにもボトルネックが感じられません。


ポータブルラジオの基本を極めた「RF-U180TV」


「RF-U180TV」は音にエネルギー

普通は電源なり、アンプなり、製品のコンセプトに合わせたサイズやコストなどの仕様によって、何らかの制限を受けるものですが、「RF-U180TV」は、スピーカーが何のストレスもなく自然に鳴っている印象。音にエネルギーを感じます。

スピーカーはソニーの「ICF-M780N」と同じ10cmですが、音質の差はごくわずかで、「快聴音」をはじめとする音質設定がハマれば、RF-U180TVの方が好みという人も少なくないでしょう。

「RF-U180TV」の感度は抜群で、どの周波数に合わせても安心感があります。AM波はバーアンテナの切れ味が鋭く、FM波はロッドアンテナの角度や向きを変えても、アンテナがしっかりと電波をつかんでいる印象です。


基本性能を極めた「RF-U180TV」

これだけでもスゴいことなのですが、ワンセグ音声は超高感度といってもよいレベル。室内でも安定した受信が可能で、テレビ局によってはアンテナピクトがMAXの4本立つほどでした。

操作がシンプルな上に、各ボタンやダイヤルが大きくて、確実な操作感が得られます。そしてAC直結で使えるなど、ポータブルラジオの基本性能を極めた「RF-U180TV」は、ICF-M780Nのライバル機です。

「RF-U180TV」の受信周波数はAMラジオ放送522~1629kHz(9kHzステップ)/FMラジオ放送76.0~108MHz(0.1MHzステップ)/ワンセグ音声13~52chです。サイズ/重さは235W×137H×73Dmm/1,000gで、電源は単2形乾電池×4本、AC100V内蔵電源、製造国はインドネシアとなっています。実勢価格は10,000円です。

■「ラジオ」おすすめ記事
ラジオおすすめの1台はソニーのICF-M780N
FM補完放送が始まる85~108MHz新規割り当て原則
AMラジオ廃止問題は2023年の再免許時がポイント
BCLラジオのおすすめはソニーを超えたPL-880
InterFMが89.7MHzへ周波数を変更した理由とは
海外短波放送を聞くBCLラジオは乾電池が基本
ラジコの全放送を無料で地域外で聞く方法とは?
ソニーのラジオ新定番「ICF-M780N」は感度良好
BCLラジオの定番がソニーのICF-SW7600GR
ソニーの手回しラジオの品切れが続いている理由

The following two tabs change content below.

ラジオライフ編集部

ラジオライフ編集部三才ブックス
モノ・コトのカラクリを解明する月刊誌『ラジオライフ』は、ディープな情報を追求するアキバ系電脳マガジンです。 ■編集部ブログはこちら→https://www.sansaibooks.co.jp/category/rl

この記事にコメントする

あわせて読みたい記事

関連する記事は見当たりません。