ホームラジオとしては理想的な特性のRF-300BT
「RF-300BT」は、デザインや質感など、さすがパナソニックといった感じの風格のポータブルラジオ。地元局を快適に聞くことを想定して作られており、エリアバンク機能を搭載。受信地を設定すると、そのエリア内の放送局が自動的にプリセットされる機能です。RF-300BTの受信性能を詳しく見ていきましょう。
![RF-300BTはホームラジオとしては理想的な特性](https://radiolife.com/wp-content/uploads/2022/09/RF-300BT.jpg)
RF-300BTはFMのホワイトノイズ軽減
RF-300BTはAM/FM波ともに感度は高く、安定感があります。AM波用の内蔵バーアンテナは、感度方向に広くノッチ方向に狭い、ホームラジオとしては理想的な特性です。
その一方で、ノッチ方向の切れ味が鋭敏なため、混信や隣接妨害を受けたら、ノッチ方向をそれらに合わせることで、かなり強力にカットできます。
FM波のロッドアンテナは位置によって感度に差が出ることがありますが、比較的長めで感度のピークは高めです。スピーカーは低域が強く出ていて、FM波ではその特性のおかげで、ホワイトノイズが軽減される場面もありますが、AM波では音声が低域の雑音に埋もれてしまうこともありました。
そんな時は、イコライザーの一種である「快聴音」機能をオンにすると、人の声向きの「固い音」へと変化。雑音にもよるため万能ではありませんが、選択肢があるのは評価すべき点でしょう。
RF-300BTはエリアバンク機能が便利
RF-300BTのチューニングダイヤルはロータリーエンコーダー式で、AM波は9kHzステップ、FM波は0.1MHzステップ固定です。追従性は高く、早く回しても空回りしてしまうようなことはありません。
RF-300BTで意外と便利だったのがエリアバンク機能。周波数を調べなくてもプリセットボタンを押すだけで放送局名まで表示されますし、例えば、地域を「オキナワ」にセットすれば、「沖縄の放送局」を順番に選局できるのは、Eスポなどのコンディションチェックでも重宝するでしょう。
RF-300BTのAMラジオ放送受信周波数は522~1629kHz(9kHzステップ)、FMラジオ放送受信周波数は76.0~108.0MHz(0.1MHzステップ)。電源は単2形乾電池×4本、DC6Vで、サイズ/重さは261W×154H×83Dmm/1,300g。実勢価格は8,200円です。
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ラジオライフ編集部
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