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エアーバンドから聞こえてくる消防活動とは?

空飛ぶ消防車と呼ばれる消防ヘリの無線もデジタル化されています。しかし、その一部でアナログ波も使われ続けるのです。貴重な情報源となる消防ヘリの無線をクローズアップ。なかでもエアーバンドは、消防活動も聞こえてくる貴重なアナログ波なのです。



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エアーバンドから聞こえてくる消防活動とは?

消防ヘリと防災ヘリはほぼ同じ装備

東日本大震災や2015年に発生した関東・東北豪雨の例を出すまでもなく、災害時の航空機動力は欠かせないもの。消防機関にも航空隊があり、救助や救急、災害現場の監視などで消防・防災ヘリが活躍しています。

消防ヘリと防災ヘリは運用主体が異なるだけで、機体の装備などほぼ同じです。消防ヘリは消防本部による自主運航で、消防本部の隊員が運航するのに対して、県が組織した防災ヘリは多くが民間航空会社に運航を委託。活動するのは県下消防本部から選抜された消防隊員です。

消防ヘリは東京消防庁が4機の大型機と中型機を4機(内1機は総務省消防庁からの無償貸与)を配備しています。その他、15の政令指定都市消防局が23機を運用しているのが現状です。

防災ヘリは38道県に40機が配備されています。消防ヘリと防災ヘリは運用組織が異なるため呼称が違いますが、活動内容やヘリコプターの装備はほぼ同じです。

エアーバンドは消防無線を補完する

ヘリコプターが飛行する際には管制機関とエアーバンドで交信します。エアーバンドは消防無線を補完するような使い方がされており、デジタル化とは当面無縁な存在です。

消防ヘリ「はばたきから航空隊、離陸25分、オペレーションノーマル」
基地局「航空隊了解。現場情報ですが、ひよどり山の山頂から30分ほど下った地点で20mほど滑落。50代の女性で意識はある模様。着衣はまだ入ってません」
消防ヘリ「了解、20分後現場到着予定」

このようにエアーバンドは貴重な情報源になります。ぜひ一度、周波数を合わせてみるとよいでしょう。この情報は『ラジオライフ』2016年3月号に掲載されていました。(文/長岡翔太郎)

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