アクセス制限が回避できる「VPN Gate」使い方
海外の動画サイトの一部には視聴制限があり、日本からアクセスしてもコンテンツを視聴できないことがあります。こうした特定の地域からのアクセス制限を回避する方法の1つに、VPN(仮想プライベートネットワーク)の利用があります。そして「VPN Gate」は、無料で使える代表的なVPNなのです。

IPアドレス偽装「VPN Gate」使い方
VPNサーバーを利用してインターネットを閲覧すると、IPアドレスを偽装することが可能。「VPN Gate」は専用ソフトを入手して公開サーバーに接続。検閲用ファイアウォールを通過し、アクセス制限を回避することができます。
日本国内のVPNサーバーサービスとしては、筑波大学の研究プロジェクトで開発されている「VPN Gate Client」が有名。世界中に設置されている6,500台以上の中継サーバーから、回線速度や過去の利用状況などを元に自由に選択して無料で利用できます。
「VPN Gate Client」は、Windows・iOS・Androidといった、さまざまなOSに対応している上に、安定性も抜群です。そこで、WindowsでIPアドレスを偽装する「VPN Gate」の使い方を見ていきましょう。
「VPN Gate」で中継サーバーを選ぶ
まずは「VPN Gate」の公式サイトからプラグイン付きの「SoftEther VPN Client」をダウンロード。ダウンロードファイルを解凍して、フォルダ内にあるEXEファイルをダブルクリックしてインストールします。
すると、デスクトップ上に「SoftEther VPN クライアント接続」というアイコンが出現。ソフトを立ち上げたら、起動画面の「VPN Gate 公開 VPN 中継サーバ」をクリックします。コントロールパネル画面が表示されるので「OK」をクリック。すると、世界中で公開されている中継サーバーが一覧で表示されるのです。
ここから回線速度が速く、Pingの値が小さい中継サーバーを選び「選択したVPNサーバーに接続」をクリック。接続マネージャ画面の接続設定名に「VPN Gate Connection」という項目が追加されて、中継しているサーバー情報が確認できます。
こうして中継サーバーのIPアドレスに偽装すれば、アクセス制限を施しているコンテンツであっても制限を回避して閲覧できるのです。なお、現在接続中のIPアドレスは「VPN Gate」の公式サイトTOPページで確認できます。
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