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299円で買ったLEDフラッシュライトの性能は?

LEDチップが大量生産により安価になったとはいえ、これは安過ぎではないかというLEDフラッシュライトをAmazonではしょっちゅう見かけます。その十中八九が中華製。信じられないようなハイスペックも怪しければ、ステマレビューも当てになりません。激安LEDフラッシュライトの実態に迫りましょう。


299円で買ったLEDフラッシュライトの性能は?

LEDフラッシュライトに充電池2本

今回入手したLEDフラッシュライトのセットは、3,200mAhの大容量リチウム充電池18650が2本と、2本同時に充電できるデュアル充電器、それに自転車用ブラケットが付属したもの。これでセット価格はたったの299円です。

18650リチウム充電池だけでも、どんなに安くても1本数百円はするはず。それが、送料999円を合わせても総額1,298円でした。その後、安過ぎることに気づいたのか、本体477円+関東への送料1,045円に値上げされていましたが、それでも十分に元は取れる内容でしょう。

ただし、Amazonでは「発送重量が49.9g」と表記されていますが、実際はその約10倍の450g近くで「小型軽量で持ち運びにも便利」といううたい文句は疑問です。

LEDフラッシュライトの明るさ表記

LEDフラッシュライトは、ストロボ点滅やSOS発光モードを搭載し、広角からスポット配光まで無段階で調節できるフォーカス機能も特徴の1つ。ただ、スポット光ではチップの形がそのまま四角く反映される雑さが気になります。

このLEDフラッシュライトの最大の売りであり、にわかには信じられないのが「完全充電バッテリー使用時に最大8,000ルーメン」の表記。自動車のヘッドライトをはるかに超える明るさです。

そこで、試しに最大950ルーメンを誇るOLIGHT「S2 BATON」と比較したところ、同程度かそれ以下の明るさといった印象。LEDチップでは定番のCREE社の「XML-T6」という型番がボディに刻印されているのですが、製品のどこにも「CREE」の文字が見当たらないのも謎でした。

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