キーロガーはUSB接続のハードウェア型に注意
キーロガーとは、キーボードの入力情報を逐一記録するハッキングツール。PCでログインしたIDやパスワードなどが丸見えになってしまいます。キーロガーにはソフトウェア型とハードウェア型が存在。なかでもハードウェア型キーロガーは発見されにくいという特長があります。

キーロガーにコマンドでアクセス
ソフトウェア型キーロガーは、PCを操作するなど記録ファイルの取り出しにひと手間必要です。それが困難ならハードウェアキーロガーを設置するのも手。「KUSB」はUSB接続タイプのハードウェア型キーロガーです。
ケーブル接続されたPCとキーボードの間に挟み込むことで、タイピングした情報を本体の内蔵メモリに蓄積していきます。ソフトウェア型キーロガーの難点であるウイルスチェックで見つかる可能性は、当然ゼロです。
もちろん、キーボードを接続したUSB端子を確認する人などほぼ皆無。しかも、このキーロガーのディスクスペースには、特別なコマンドを入力しないアクセスできないという秘匿性の高さ…。データ収集に1つあると便利でしょう。
キーロガーに記録された入力情報
実際にキーロガーを使ってみると、そのままでは内部に保存されている情報にアクセスできませんでした。「マジックパス」と呼ばれる裏コマンドをメモ帳などで入力して初めて、リムーバブルティスクとして認識しましました。
実際にキーロガーに記録された入力情報を見てみると、カーソル情報は記録されず、Enterと一般入力文字のみを認識。カナ入力だと解読が面倒かもしれません。
このキーロガーの記録メディアは内蔵メモリ(2Mバイト)。サイズは16W×13H×53Dmm、重さは20gです。実勢価格は41.52ドルとなっています。
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