空き巣の手口「焼き破り」15秒でガラスが割れた
「焼き破り」という空き巣の手口をご存じでしょうか? 空き巣や泥棒が住居に侵入する際に窓ガラスを破って入り込むものです。あまり衝撃音を出さずに短時間で侵入できることから、空き巣の手口として使われています。その空き巣の手口を検証してみました。

窓ガラスを破壊する空き巣の手口
窓ガラスを破壊する空き巣の手口はハンマーで割ったり、カッターで切ったりと方法はいろいろ。その中でも、あまり衝撃音を出さずに短時間で侵入するのにヤツらが使う空き巣の手口が「焼き破り」という方法です。
薄いグラスに熱湯を注ぐと割れてしまうことでも分かるように、ガラスの弱点は熱です。温度差があれば厚みのあるガラスも簡単に割れます。
そこで彼らはトーチバーナーと冷却スプレーを悪用しているのです。実際ガラスが割れるのかその空き巣の手口を検証してみました。
空き巣の手口「焼き破り」の検証
空き巣の手口「焼き破り」の検証に用意したのは瞬間冷却スプレーと、コンロ用ガスボンベ、トーチバーナーです。「トーチバーナーWS-504C」はコンロ用ボンベに取り付けるとガスバーナーに変身。後部のツマミでガスの量を調整できて、最高1,350℃の炎が噴出します。
さっそく時間計測しながら破壊実験です。まずは冷却スプレーで窓ガラスを5秒ほど噴射して冷やします。次にバーナーで10秒ほど炎を当てると、パキッと一瞬音がしただけで簡単にガラスが割れたのです。
ちなみに、冷却せず炎だけを当てる実験を試みたところ、プラス5秒ほどかかってヒビが入りました。温度差による熱応力が割れる時間を短縮させるようです。
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ラジオライフ編集部

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