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航空祭の展示飛行でF-15Jが使う航空無線は?

航空祭の魅力は展示飛行。一般の人は航空機の動きを見ているだけですが、受信機があれば航空無線の交信を聞きながら多元的に楽しむことができます。ただし、基地の上空を飛び回る航空祭は、通常とは違う管制を受けることがあるもの。そこで、航空祭ならではの展示飛行の航空管制を解説していきましょう。


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航空祭の展示飛行でF-15Jが使う航空無線は?

航空祭は通常の航空管制が通用しない

航空祭の展示飛行は進入方向や高度、どのようなパフォーマンスをするかなどの飛行計画が決められています。その中で重視されるのが、見栄えの良さとタイミング。そのため、必ずしも航過の進入方向は運用滑走路側からとは限りません。

運用滑走路とは逆から進入(ランウェイ01運用でもランウェイ19側から進入)して来たり、時には滑走路を横切るかたちでエプロンの正面からも進入します。なので、航空祭では通常の航空管制の流れは必ずしも通用しません。

展示飛行での管制の流れを見ていきましょう。GNDの許可を得て、誘導路をタキシングして来たF-15Jが、TWRと交信。滑走路に入って豪快に離陸していきました。一般的な航空管制の手順、GND→TWRの流れです。

航空祭ではTWR周波数を使い続ける

離陸後はTWRからDEP/RDRに周波数を変えるのがルールですが、航空祭ではTWRの周波数を使い続けることが多くなります。航空祭は基地の上空、つまり、大半がTWRの管制圏内を飛行するからです。

TWRの周波数を維持し続けるのは、TWRの管制圏外にある待機空域へ向かう時や待機空域を飛行している時も同様。待機空域はホールディング・ポイントとも呼ばれるもので、基地上空を編隊が次々と航過して行く、オープニングフライトの際に編隊を組んだり、基地上空への進入時間の調整をするための空域です。

もちろん例外もあり、基地や天候によっては、DEP/RDRと交信します(出発管制ではなく、レーダーモニターを受けるため)。軍用機はパイロットの目視による有視界飛行(VFR)なので、天候不良時はTWRからGCAにハンドオフして、GCAの誘導で上空を航過することもあるのです。

展示飛行を終えたF-15Jは、着陸のため、TWRの周波数からGCAの周波数へシフト。GCAの管制官(GCAコントローラー)に誘導されて着陸します。

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