航空祭で見られる「ブルーインパルスJr.」とは
航空祭の目玉といえば、航空自衛隊が上空を通過する展示飛行。中でも、アクロバット飛行専門の飛行チーム「ブルーインパルス」はどこの航空祭でも大人気です。そんな航空祭でも、松島基地航空祭で見られるというのが「ブルーインパルスJr.」による展示。ブルーインパルスJr.について、詳しく見ていきましょう。
ブルーインパルスJr.は整備士クルー
基地を開放する航空祭の開催目的は、地域の住民に自衛隊の活動を理解してもらうことです。そのような背景もあり、航空祭の会場では、音楽演奏会など各種イベントや地域に根差した展示などが行われます。
その中で最も有名なのが、「ブルーインパルスJr.」のアクロバット走行です。これは宮城県松島基地所属のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」の、整備クルーのクラブ活動として行われています。
3輪スクーターにブルーインパルスを模した外装を付けた6台が、アクロバット走行する「展示走行」です。一糸乱れぬ編隊走行に加え、本家をパロディにした課目を披露します。松島基地航空祭2019は8月25日に開催予定です。
ブルーインパルスJr.は改造スクーター
ブルーインパルスJr.は、ホンダの3輪スクーター「ジャイロキャノピー」の改造車で編成されています。なお、アクロバット走行は、編隊長から無線による指示で動いており、周波数は非公開なのですが、422MHz帯の特定小電力無線を使っていることは判明しています。
ブルーインパルスJr.の人気が広まり、他の基地でも所属機を模した改造スクーターによる展示走行チームが結成されています。異端なのは、島根県高尾山分屯基地の「高尾山レッドクラブ」です。
この基地は航空機が配備されていないレーダーサイトなので、自転車によるアクロバット走行になっています。
■「ブルーインパルス」おすすめ記事
ブルーインパルスのパイロットが使う周波数は?
ブルーインパルスのパイロット同士の交信を聞く
ブルーインパルスの1~6番機の役割を理解する
ブルーインパルスの編隊長の無線は絶叫系が多い
■「航空無線」おすすめ記事
戦闘機のパイロットが使う秘密の航空無線とは?
航空無線の周波数を切り替えながら航空機は離陸
5千円以下で買える小型ラジオで航空無線を受信
エアーバンドが楽しめる5千円ラジオの感度は?
■「航空祭」おすすめ記事
小松基地航空祭は戦闘機のフライトデモが目玉
ラジオライフ編集部
最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- ABEMA改造で便利機能をまとめて追加する裏ワザ - 2024年10月30日
- NHKのBSメッセージどんな仕組みで消去される? - 2024年10月30日
- 全国に2か所だけある「ETC2.0割引」の路線は? - 2024年10月30日
- TVerで日本全国の地デジローカル番組を見まくる - 2024年10月29日
- NHK受信料を7%オフにする超簡単な手続きとは? - 2024年10月29日
この記事にコメントする
あわせて読みたい記事
一度だけ飛ぶブルーインパルスを二度見る裏ワザ
特定区間運賃をJR西日本が初の値上げ発表した経緯
JR東日本のグリーン車に乗るなら3/11まで狙い目
ブルーインパルス無線で松島基地での周波数とは
オススメ記事
2021年10月、ついに「モザイク破壊」に関する事件で逮捕者が出ました。京都府警サイバー犯罪対策課と右京署は、人工知能(AI)技術を悪用してアダルト動画(AV)のモザイクを除去したように改変し[…続きを読む]
モザイク処理は、特定部分の色の平均情報を元に解像度を下げるという非可逆変換なので「モザイク除去」は理論上は不可能です。しかし、これまで数々の「モザイク除去機」が登場してきました。モザイク除去は[…続きを読む]
圧倒的ユーザー数を誇るLINEは当然、秘密の連絡にも使われます。LINEの会話は探偵が重点調査対象とするものの1つです。そこで、探偵がLINEの会話を盗み見する盗聴&盗撮テクニックを見ていくと[…続きを読む]
盗聴器といえば、自宅や会社など目的の場所に直接仕掛ける電波式盗聴器が主流でした。しかし、スマホ、タブレットPCなどのモバイル機器が普及した現在、それらの端末を利用した「盗聴器アプリ」が急増して[…続きを読む]
おもちゃの缶詰は、森永製菓「チョコボール」の当たりである“銀のエンゼル”を5枚集めるともらえる景品。このおもちゃの缶詰をもらうために、チョコボール銀のエンゼルの当たり確率と見分け方を紹介しまし[…続きを読む]