交通違反の取締り危険度が高い区間を知っておく
ネズミ捕りによる速度違反の取り締まりだけでなく、一時停止違反や信号無視などの交通違反を取り締まりやすい場所には特徴があります。それぞれどんな場所でどんな交通違反の取り締まりの危険度が高いかを知っておくことは大切。いつも以上に安全運転を心がければ交通違反で捕まる心配がありません。

速度違反のネズミ捕り行われる場所
例えば、飲酒運転の検問によく使われる場所が幹線道路から1本入った側道。大通りを避けるドライバーの裏を突くわけです。しかも、一方通行など逃げようがない場所を狙って行われます。
速度違反のネズミ捕りは正確に速度が測定できて、安全・スムーズに違反車両を誘導できる場所が基本です。加えて、ドライバー心理として速度超過しやすい環境が整っていれば警察が取り締まりを行わないわけがありません。
バイパスや立体交差などは速度超過しやすい道路であるため、速度違反の取り締まりが行われやすいでしょう。小さな交差点を何か所も超えるような、長めのアンダーパスやオーバーパスも危険です。
アンダーパスは速度違反だけでない
いずれも見通しがよいためスピードもついつい超過しがち。取り締まる側の警察から見れば、中央分離帯があるため光電式のネズミ捕りを行いやすく、しかも逃げるための脇道もありません。
また、オーバーパスの場合は覆面パトカーや白バイによる追尾式の速度違反の取り締まりが行われることもあります。慎重な運転が求められる場所です。
アンダーパスで注意すべき取り締まりは、速度違反だけではありません。上から車を見下ろせるため、交差する橋の上に現認係を置いて、シートベルト未装着や運転中の携帯電話使用をチェックするわけです。
また、アンダーパスは車線変更禁止の場合が多いこともポイント。車線変更禁止違反もバッチリ確認できます。違反車はその先に設けられた、キップにサインする場所に誘導されるわけです。交通ルールを守って安全運転を心がけましょう。
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ラジオライフ編集部

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