スラッパーやエアガンなど職質で所持していると面倒なモノ

警察による職質はなるべく避けたいもの。何かの都合でエアガンやナイフ、スラッパーなどを所持している時にはなおさらです。しかし、職質ではヘアピンやガムテープなど意外なモノで犯罪の疑いをかけられることがあります。そこで、スラッパーやエアガンなど職質で所持していると面倒なことになるモノリストを紹介しましょう。

職質で持っていると面倒な懐中電灯

職質ではエアガンを所持しているだけで、現在では危険人物とみなされます。また、銃刀法には「刃体の長さが6cmを超える刃物を携帯してはならない」という明文が存在。ナイフや包丁を所持していても職質では厄介なことになるでしょう。ナイフや包丁は購入して家に持ち帰る状態なら職質では問題ありません。

そんな中、ナイフが付いた「マルチツール」は職質では要注意。職質のマルチツール所持は軽犯罪法で刃渡り6cm未満でも狙われるからです。“刃物の携帯”に理由が無ければ職質ではアウト。同じ意味では「カッターナイフ」の所持にも、職質では正当な理由を考えておく必要があります。

「LEDライト」や「懐中電灯」も職質時に所持していると面倒になるモノ。正当な理由がない限り、ライトの携帯は職質では警察官の判断で署に連れて行かれる可能性もあります。職質でのLEDライト所持は、住居侵入や武器にもなるので危険物扱いです。

職質でスラッパー所持は軽犯罪法に抵触

「ヘアピン」も職質時には気を付けたいアイテム。職質ではピッキングツール代わりになるとみなされるからです。特にヘアピンを大量に所持していると職質では疑われます。また、住宅の侵入に使われるとして「マイナスドライバー」の所持は、職質ではピッキングツールと同じような扱い。ちなみに、プラスドライバー所持は職質ではセーフです。

「釘抜き」の所持は武器や住居侵入に使えるため、職質ではバール同様に窃盗団の必須アイテム。「ロープ」や「ガムテープ」の所持は、職質では強盗や誘拐で使われると想定されます。「工具箱」も武器や住居侵入に使えることから、職質時に必然性の無い所持はアウトです。

夜間帯の「双眼鏡」の所持は、住居のノゾキや下着泥棒の下見と疑われる可能性大。なるべく携帯は控えたいところです。このほか「スラッパー」など護身グッズ全般の所持にいえることですが、携帯は職質では軽犯罪法に抵触します。なお、自宅などでのスラッパー所持はOKです。