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赤キップの速度違反を青キップで済ませる裏事情

一般道を気分よく飛ばしていたら後方からパトカーのサイレン音…。明らかに30km/h以上オーバーしていて「あー、赤キップで免停だ」と覚悟したのにもかかわらず、30km/h未満の速度超過である青キップにしてもらえたという話を耳にしたことがあるはず。そんな警察官の温情には裏事情があるようです。


赤キップの速度違反を青キップで済ませる裏事情

青キップは反則金で赤キップは罰金

スピード違反は超過速度が30km/h未満(高速道では40km/h未満)で青キップ、30km/h以上(高速道では40km/h以上)で赤キップです。青キップの場合、一緒に交付される納付書で「反則金」を払えば手続きは終わりです。普通車で超過15km/h以上20km/h以下なら12,000円など、金額は超過速度によって法令で決まっています。

一方、赤キップの場合は、反則金の納付書は交付されません。通常は赤キップを切られてから20日ほどで、いわゆる交通裁判所に呼び出されます。とくに不服がなければ、略式の裁判ですぐに「罰金」を支払えば終わります。

じつは、ドライバーが支払う反則金と罰金とでは、行き先が違っています。反則金が行きつく先は国ではなく都道府県。各都道府県警の交通違反通告センターが集めた反則金は、一旦は国庫に入りますが、相当額が「交通安全対策特別交付金」として都道府県に戻されます。

赤キップより青キップのお金を増やす

日本の場合、警察官のほとんどは各都道府県に所属する地方公務員です。青キップで反則金が支払われることは、都道府県にお金が入る、つまり警察官側から見れば身内のお金が増えることになります。

一方、赤キップの罰金は裁判所へ支払うもので、国庫に入ります。警察官にしてみれば、無理して赤キップにして国のお財布を増やすぐらいなら、青キップで身内のお金を増やしたした方がいい、となる可能性も考えられるのです。

とはいえ、機械的にスピードが判定されるオービスやネズミ捕りでは、温情のかけようがありません。また、いわゆる追尾式のスピード取り締まりでも30km/hオーバーで容赦なく赤キップを切ることも多いので、制限速度はしっかり守りましょう。

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