高速道路の取締り第1位は「速度違反」で第2位は?
高速道路を行ったり来たりしながら、交通違反を取り締まるパトカーや白バイ。彼らが狙いを付けている交通違反は、まずはスピード違反です。実際、高速道路で捕まる違反のほぼ半分がスピード違反です。しかし、それ以外にも高速道路で取り締まられやすい交通違反が存在。高速道路で速度違反に続いて多い違反は何なのでしょう。
高速道路上で取締りが多い交通違反
じつは交通違反の取り締まりにおいて、高速道路上の違反が占める割合はそれほど多くありません。警察庁の交通統計によると、2018年のデータでは、高速道路上での取り締まりが占める割合はわずか約8%に留まります。
しかし、「スピード違反」に限ると高速道路上の割合はぐんと上がり、全体の約27%に比率がアップ。高速道路は警察側としても、積極的にスピード違反を取り締まっていることがわかります。高速道路上で取り締まりに限って交通違反の比率を見てみても、スピード違反は全体の52.5%とダントツです。
そして、高速道路の取り締まりでスピード違反に次いで多いのが「シートベルト装着義務違反」の22.1%。取り締まり件数にすると14万1645件です。それに続くのが「通行帯違反」で、取り締まり件数は6万1773件、割合にすると9.6%になります。
高速道路では通行帯違反に注意する
シートベルト装着義務違反については、高速道路の場合はICの入口や本線料金所の検問で取り締まることがほとんど。後部座席のシートベルト着用は2008年から義務化されています。とくに高速道路では、後部座席のシートベルト非着用は取り締まり対象です。
高速道路でのシートベルト非着用は交通違反になるかどうか以前に、事故が起きた際に大変危険。高速道路ではシートベルトを忘れずに着用しましょう。
また、通行帯違反については、追い越し車線を必要なく長く走り続けた場合に違反となります。片側1車線しかない場合を除くと、高速道路の一番右側車線は「追越車線」に指定されていて、追い越し以外で長く走り続けると取り締まりの対象。ただし、渋滞や事故のときは適用外です。
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ラジオライフ編集部
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