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口座数が急増「スマホ証券」のデメリットとは?

株式投資というと、昔ながらの総合証券やオンライン取引に特化したネット証券を思い浮かべがちですが、ここ数年は口座管理から売買まで、すべての作業がスマホで完結する「スマホ証券」の勢いが増しています。なんとLINE証券は開業から1年半、SBIネオモバイル証券は1年9か月で50万口座を突破。そんなスマホ証券にもデメリットがあります。


口座数が急増「スマホ証券」のデメリットとは?

スマホ証券のデメリットは取引商品

「スマホ証券」に口座を開いているのは、スマホに慣れ親しんだ20~40代の層。若い世代はPCを持っていないこともあり、むしろスマホ取引の方が始めやすいようです。

従来だと約3,700銘柄から対象を絞り込み、株式情報やチャートとにらめっこしながら取引するイメージですが、スマホ証券は投資対象を限定しシンプルな作りにしているのでハードルが低く、投資の初心者を誘い込むのに成功しています。

他方、総合証券やネット証券並みのサービスやクオリティを求める人にとっては、少し物足りない部分があるかもしれません。

スマホ証券は取引手数料や最低購入単位といったコスト面でもメリットが多く、資金が少ない人でも始めやすいのが特徴。Tポイントなどの共通ポイントを購入代金などに充てられるので、これまでポイントの使い道に困っていた人にも朗報です。

そんなスマホ証券にもデメリットはあります。その1つが「取引できる商品が限られている」こと。「厳選した商品を扱っている」というと聞こえは良いですが、逆を返すと取引できる商品が限られています。

フルサービスを求めるなら、スマホ証券だと厳しい面があるのは否めません。今後はどうなるか分からない部分はありますが、現状はフルサービスとは呼べないのがスマホ証券なのです。

スマホ証券ごとにデメリットが違う

スマホ証券の2つめのデメリットには「一部のスマホ証券ではチャートが見られない」ことがあります。

一部サービスではチャートを見ることができない、市況や銘柄に関するニュースが少ないなど、ネット証券のフルサービスに比べると、物足りなさを感じるかもしれません。他の投資情報サービスなどでフォローしないといけない場合があります。

スマホ証券の3つめのデメリットは「NISAやiDeCoが利用できないところも」あること。投資利益が非課税になるなど税制優遇を受けられるのが、NISA(小額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)です。

近年は口座数が増えていますが、対応していないスマホ証券もあるので事前に要確認。始めたい場合は、別口座を開く必要があります。


スマホ証券選びのポイントとは

こうしたデメリットをふまえてスマホ証券選びでチェックすべきポイントを見ていきましょう。まず各サービスで取り扱う商品が異なるので、取引したいサービスからスマホ証券を選ぶのが最優先となります。

次いで、普段貯めている共通ポイントが使えるところにするなど、自身のニーズと照らし合わせていけばよいでしょう。

また、取引手数料や最低購入金額といったコスト面にも留意すること。資金が少ないなら100円から始められ、取引手数料も安いスマホ証券を選ぶと、最初でつまづくことはありません。他にも、IPO(新規公開株)ができるかなど、細かい点もチェックして絞り込みましょう。(文/大正谷 成晴)

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