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端子に挿せばスマホが赤外線カメラになるツール

「赤外線カメラ」といえば、さまざまな特殊撮影に使える一方で、デジカメやスマホのカメラで撮影するためには、本体の大がかりな改造が必要でした。ところが、最近ではスマホの外部端子に接続するだけで赤外線撮影が行えるツールも登場。こうしたツールは、どのようにして赤外線撮影を行う仕組みなのでしょうか。


端子に挿せばスマホが赤外線カメラになるツール

赤外線カメラを利用して温度を測定

赤外線カメラといえば、赤外線のみで撮影をおこなうことで現れる独特の色調を映し出したり、人間に見える「可視光線」より高い透過性を利用した撮影に使われます。また、赤外線が人間には見えないことを利用し、赤外線だけを投光することで、夜間に相手に気づかれずに撮影する暗視カメラも存在します。

しかし、日常的にいちばんありふれた赤外線カメラは、こうした特殊撮影用ではなく、カメラを利用して温度を測定する「サーモグラフィー」です。とくに、新型コロナ感染症の流行にあわせ、映画館・病院などではサーモグラフィーで来場者の体温を監視するところも増え、もはやおなじみの存在ともいえます。

カメラで温度測定が行えるのは、人間に限らずさまざまな物質には温度に応じた波長の光を発する「輻射」と呼ばれる現象があるため。輻射で発する光は、温度に応じた波長分布となりますが、人間の体温に近い温度では分布のほとんどが赤外線となるため、サーモグラフィーには赤外線カメラが使われるのです。

スマホを赤外線カメラにして防犯対策

サーモグラフィーの需要が増えていることから、安価なモデルも続々と発売中で、なかにはスマホに接続して使用するものも存在。その代表的なものが「FLIR One Pro」で、iPhoneやAndroidスマホにLightningコネクタ・USB Type-Cコネクタで接続して利用します。実勢価格は55,000円です。

FLIR One Proでの撮影は、無料の専用アプリを利用して行う仕組みで、iOS・Android向けがそれぞれApp Store・Google Playストアで配信中です。測定できる温度の範囲は-70~400度で、画角は水平55度・垂直43度と、一般的なカメラでいえば広角レンズを使用する場合と同じです。

FLIR One Proの利用方法としてはさまざまなものが考えられますが、そのひとつがオフィスでの防犯対策です。夜間のオフィスにFLIR One Proを設置することで、人間の体温を検知して不審者の侵入をチェックすることが可能です。

さらに、パソコンのキーボードやマウス撮影することで、離席中に他の人が触った部分の温度上昇を確認。不正利用があったかどうかのチェックもできます。また、通常の温度計では測定しづらいパソコン・スマホなどの表面温度を簡単に確認できるため、機器の調子の判断にも利用できそうです。

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ラジオライフ編集部

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