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航行中の船の位置がわかる無料アプリ「Findship」

海図やコンパスが頼りだった昔と違い、海の世界でもGPSの利用が急速に進んでいます。そうした船の位置情報は、インターネット上でも公開されるようになり、世界中を航行する船の場所が陸上からでも分かる仕組みができています。その情報をiPhoneからタダで見て楽しめるアプリが「FindShip」です。


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航行中の船の位置がわかる無料アプリ「Findship」

FindShipは自動船舶識別装置を利用

FindShipが船の位置を知るのに使っているのは、AIS(自動船舶識別装置)というシステムです。AISは、GPSで得られた位置情報をVHF帯の電波で送信。お互いにそれを受信しあうことで場所を確認し、衝突を未然に防げるようにする仕組みです。

その昔から、海を航海する船はマストに旗を立てたり夜はカンデラを灯したりすることで、お互いの位置が確認できる仕組みがありました。AISはそれをGPSと無線を使うことでより精密に行えるようにしたものといえるでしょう。

そして、今では海上保安庁など各国で港や航路を管理する団体がAISを受信してとりまとめ、インターネット上で公開するシステムも出来ました。FindShipが利用しているのはこの情報なのです。

FindShipに航海中の船舶の位置や船名

日本国内の場合、500t以上の大型船は必ずAISを使うことが義務づけられています。逆にいえば小型漁船やヨットなどは搭載していないことも多いのですが、AIS装置が安くなったこともあり、最近ではヨットでも安全のために使う人が増えています。

FindShipはこの公開情報を世界各地から集め、それを地図上にプロット。アプリ上から、どこをどんな船が航行しているかがわかります。アプリの使い方は簡単で、地図をスワイプして見たい場所を表示するだけでOK。航海中の船舶の位置や船名などが表示されます。

数多くの船が航行し、航海の難所ともいわれる神奈川県と千葉県を結ぶ浦賀水道を見てみると、24時間ひっきりなしに船が航行していることがわかります。


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FindShipははるか彼方の船を表示

FindShipを使ってみると、太平洋のはるか彼方を航行する船の位置までわかります。ここで、無線に詳しい方なら「えっ、VHF帯を使っているのになぜそんな遠くまで大丈夫?」と思うかもしれません。

VHF帯の電波は、AMラジオが使う中波帯・短波帯と違い、基本的には見える範囲までしか届きません。近くに島もない太平洋上からVHF帯の電波を海上保安庁などまで飛ばすことは無理です。

それでは、どうやって太平洋上の船の位置がわかるのでしょうか? 実は、AISを人工衛星で受信し、地上へ送るというシステムがあり、各国がそのための通信衛星を打ち上げているからなのです。

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