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工事現場で発生する騒音を測定アプリでチェック

解体工事や住宅・マンションの建築現場では、必ず騒音が発生します。多くの業者は、なるべく騒音を減らすよう対策をとりますが、中には工期を短くするためなのか、度を超えた騒音を撒き散らす業者も…。そこで、そうした工事現場が近所に現れた際、スマホで騒音を測定できるアプリを紹介しましょう。


工事現場で発生する騒音を測定アプリでチェック

パトカーよりうるさい騒音は規制対象

工業団地などがある地帯や人口が少ない町村を除いた場所では、解体作業や建設作業で出していい騒音の限界レベルが決められています。その規制値は85dBで、日本耳鼻咽喉科学会のWebサイトでは、このレベルの音を8時間以上聞き続けると難聴が起きる可能性があるとしています。

85dBという騒音は、具体的にはどの程度の音量なのでしょうか。例えば、パトカーが緊急走行をする際のサイレン音は、20m先で90dB以上にする、という決まりがあります。つまり、パトカーのサイレンよりうるさい騒音であれば規制値オーバーの可能性が高いのです。

とはいえ、耳で聞いただけでうるさいと言っても、なかなか信用してもらえないことも…。そうした際、騒音の証拠を残すために便利なのが、スマホで騒音を測定するアプリ「騒音測定器」です。Android4.0以上対応で、料金は無料です。

アプリの起動だけで騒音測定を開始

騒音測定アプリは起動と同時に丸形のアナログっぽいメーターが現れ、騒音の測定が始まります。画面下側には折れ線グラフで騒音量の推移が表示されるほか、過去30秒間の平均騒音レベルや最大値、最小値を自動的に計算してくれます。

測定した騒音レベルの保存機能には対応していないため、記録として残したい場合はスマホ自体のスクリーンショット機能を使って画面ごと保存します。騒音測定の際に注意するポイントとして、マイクの向きがあります。スマホのマイクは、指向性が強いため、工事現場に向けて測ることが大切です。

では、実際にアプリでうるさい作業をする業者を見つけたらどうすればいいのでしょうか。まず、個人住宅の場合、近所であれば誰が建てている(施主)かを知っているケースも多いでしょうから、まずはその方に相談して業者を指導してもらう方法があります。


騒音測定アプリは証拠に採用されない

そして、建て売り住宅やマンションの場合、現場に建てられる看板のひとつ「建築計画のお知らせ」の中に、建築主である不動産会社の名前や住所、連絡先が書かれています。そこに連絡をとり、騒音への対応をお願いします。

ここまで行っても85dB以上の騒音が収まらない場合、市町村に対策をお願いする方法もあります。「環境対策課」「住民生活課」など名称は異なりますが、各役所・役場には騒音に対応する課が必ずあるので、そこへ連絡し行政指導をお願いすることになります。

ちなみに、一時的な工事ではなく工場などから毎日のように騒音が続き、民事訴訟まで検討している場合、スマホの騒音測定アプリで済まさず専門業者に依頼して測定するようにしましょう。騒音測定アプリは裁判で騒音の証拠として採用されないためです。

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