防災アプリは国土地理院のお墨付きを使うべし
さまざまな防災アプリが用意されていますが、実際にどれを使うべきか迷ってしまうところ。そんなときは、国土地理院のお墨付きの防災アプリを使うのが安心です。そこで、2015年に認定された防災アプリを2つ紹介します。どちらも優れた防災アプリなのでインストールしておきましょう。

防災アプリを国土地理院が選定
国土地理院は2014年より防災アプリを公募し、優秀なアプリを選定しています。2015年は避難誘導支援部門で「goo防災アプリ」、リスクコミュニケーション部門で「ARハザードスコープ鎌倉市版」が防災アプリ賞を受賞しました。
goo防災アプリは被災時に役立つ機能を詰め込んだ万能アプリです。災害情報や周囲施設の確認、安否情報の登録など被災時に役立つ必要機能が1本にまとまっています。
防災マップを開くと避難所や病院、交番、公衆電話など周囲の施設をマップ上で確認できます。また、キャリアの防災アプリのように、安否情報を登録・確認可能。離れた家族に、集合場所や自分の状況をすばやく伝える機能もあります。
防災アプリで安全な避難ルート
ARハザードスコープは、避難時に安全なルートを見つけるのに役立つ防災アプリ。受賞したのは鎌倉市版ですが、「ARハザードスコープLite(東京23区版)」なども用意されています。
この防災アプリは、移動をサポートしてくれるAR(拡張現実)が便利です。カメラを通した実写画面に、避難所などのアイコンが表示されるので方向がよく分かります。画面下部のマップにその地域の安全度を色分けして表示可能です。
今後起こりうる被害を表示する機能も搭載。液状化など予想される被害をマップ上に表示してくれるので、危険な地域を避けて移動できるのです。(文/中谷仁)
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ラジオライフ編集部

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