Gear VRはスマホ連動で気軽に本格的なVR体験
本格VRゴーグルは頭部の動きを正確にトラッキングし、360度遅延のない極自然な世界を創出。低価格クラスにはない圧倒的な没入感が魅力です。なかでもスマホ内臓タイプのVRゴーグルの完成形ともいえるのがサムスン電子の「Gear VR」です。Gear VRを詳しく見ていきましょう。

Gear VR自体にセンサーを搭載
高いVR技術を誇るOculusとの共同開発により完成した「Gear VR」。ゴーグル自体にジャイロ・加速度・近接センサーが搭載され、スマホ本体のセンサーと連携したヘッドトラッキングシステムになっています。
このため、頭の動きに合わせて360度どこを向いても極めて自然に空間が表示され、VR酔いがありません。本体側面のタッチパッドで、ゴーグルを装着したまま各種操作が可能なのもうれしいところです。
対応するスマホがGalaxyの一部に限定されますが、それでも高い人気を誇るのも頷けます。スマホセット型のVRゴーグルの完成形といえるでしょう。
Gear VRの視野角は96度、対応するスマホはGalaxy S6/S6 edge/S7 edgeです。サイズは201.9W×92.6H×116.4Dmmで、重さは318g。電源はスマホからの給電ですが、ACアダプタも利用できます。実勢価格は12,000円です。
Gear VRは文字入力でネット検索
実際のGear VRの使い方は、まず対応するGalaxyをmicroUSBコネクタに接続します。スマホの電源を利用するので、VRゴーグルはワイヤレスで使用可能。Galaxy専用のため、ゴーグルにぴったりハマります。
液晶は2560×1440ドットと高解像度。メガネをかけたままでも使えますが、ピント調整できるためメガネなしでも使用可能。裸眼で0.03程度でも問題なくVRを楽しめました。
Gear VR側面には、タッチパッドと戻るボタンを配置。ゴーグルを外さずにコンテンツが変えられます。また、目線に合わせてポインターが動き、タッチパッドでセレクトできるので文字入力も可能。ゴーグルを着けたままのネット検索も、スムーズに行えます。
ちなみに、ニコニコ動画・生放送をVR空間で楽しめる唯一のアプリが「niconicoVR」。対応しているのはGear VRのみです。
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ラジオライフ編集部

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