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マスコミ無線の秘話コードを受信機で解析する

テレビ局が使うマスコミ無線の主要波である放送事業用連絡無線(以下、放送連絡波)は、166MHz帯のデジタル波と469MHz帯のアナログ波の両方を使用しています。しかし、放送連絡波用のハンディ機は台数が少ないので、大きなイベントでは簡易無線やIP無線を使用する場面も見られます。


マスコミ無線の秘話コードを受信機で解析する

番組制作の裏側が見えるマスコミ無線

マスコミ無線でアナログ波は遅延が無いので、空撮ヘリからの生中継などタイミングのズレが許されない場面で使用されることが多くなります。また、基地局からヘリに放送中の番組音声を送ったりすることも。その音声に乗せてディレクターからの指示が聞こえたりします。

放送連絡波は番組制作の裏側が見えるだけではなく、放送されなかった現場の情報を、誰よりも早く手に入れることができる無線。アナログ波の時代と同じように楽しめます。

デジタル化されている166MHz帯の放送連絡波を受信機に入力する際、アイコムのハンディ受信機「IC-R30」はそのまま入力できますが、エーオーアールのハンディ受信機「AR-DV10」はメニューのステップアジャストから「3.12k」を選ぶ必要があります。そうしないとメインダイヤルを回した時に、周波数がズレてしまうのです。大切なのが受信モード。IC-R30は「NXDN-VN」で、AR-DV10は「DC-R」になります。

裏コマンドによる秘話コードの解読

受信する際は、割当て周波数をサーチする方法もありますが、スキャンの方が効果的です。というのも、周波数はテレビ局ごとに4波割当てられており(NHKは6波割当て)、系列局は同じ周波数を使っています。

これは災害などで、他県への応援に向かった際に系列局間で交信できるようにするためです。平時は4波の中から、2波か3波を使用するので、スキャンの方が効率がいいのです。

放送連絡波がヒットすると、「モガモガ」や「ケロケロ」という音が聞こえてきます。これは秘話通信のため。放送連絡波の大半は傍受対策がなされているのです。

でも、ご安心を。AR-DV10は裏コマンドによる秘話コードの解読が可能です。受信状態でキーロックボタンを押すと、自動でコード解析がスタート。IC-R30には秘話コードの自動解析機能は無いので、手動で行うことになります。

テレビ局ごとに秘話コードは違っていますが、局内の周波数は共通の秘話コードを使用しています。 秘話コードが判明したら、系列ごとに周波数と秘話コードをメモリーしたバンクを構築。以後はスムーズに受信できます。(文/サワガニ)

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