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空港の滑走路に描かれた数字の「方角」の読み方

エアーバンドを受信していると必ず聞こえてくるのが、「Runway(ランウェイ)」。これは空港や基地の滑走路を意味しますが、「Runway」の後に「ワン・シックス」といったように2ケタの数字が続きます。この数字は滑走路の向きを示す重要な数字で、航空機の着陸方向や離陸方向が分かります。


空港の滑走路に描かれた数字の「方角」の読み方

滑走路の数字は両端で違っている

Googlマップなどで空港の航空写真を見ると、エプロンに駐機している旅客機が写っていることがあります。それが基地だと戦闘機がズラリと並んでいたり、特定の基地にしかいない特殊な航空機が見られることもあり、軍事機密を見たような面白さがあるものです。

中には今まさに飛び立とうと、滑走路にいる航空機も見られます。その滑走路の両端には大きな数字が書かれていることにも気が付くでしょう。この数字は滑走路の与えられた番号で、エアーバンドの交信に使われます。

ただし、よく見ると滑走路の両端で数字が違っています。これは滑走路は風向きなどで使用する方向が変わるためです。航空機は向かい風を利用します。離陸時は向かい風を受けて揚力を得て、着陸時は風を受けてブレーキにします。

滑走路の数字は方角を表している

滑走路は風向きによって着陸方向と離陸方向を変えているのです。夏と冬で変えるのが一般的ですが、台風の接近時など午前と午後で変わることもあります。その方向を確実にパイロットへ伝えるための数字です。

滑走路の数字は航空業界のルールで決められています。方向の磁北(方位磁石が指し示す北、地図で使われる真北とは異なる)を0度として、10度刻みの方位を上2ケタの数字で表します。最大の数字は磁北となる36です。

このため、滑走路の両端の数字は18(180度)を足し算・引き算した数字になります。もし滑走路の片側の数字が「05」であれば、反対側は18を足した「23」になるというわけです。

大規模空港など、同じ向きの滑走路が複数ある場合は、数字の末尾に左右を表す「L」と「R」を付け加えて判別しています。エアーバンドを聞けば「数字+Left」「数字+Right」と聞こえてくるはずです。

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