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ETC利用で最大37%おトクな「中央道の特例料金」

首都圏の高速道路で、ETCをうまく活用するかどうかで高速料金に大きな差が付く路線のひとつが中央道です。八王子ICより東側にETC割引があることがその理由ですが、仕組みを見ていくと結構複雑です。そこで、その中央道におけるETC割引がどういうシステムなのかを整理してみました。


ETC利用で最大37%おトクな「中央道」の特例料金

ETC利用の上限料金は普通車630円

かつて中央道の高井戸IC~八王子ICの区間は現金・ETC利用にかかわらず均一料金制でした。しかし、2016年4月1日からETC利用で距離に応じた料金へと変わり、八王子ICより西側の中央道を走行した距離とまとめて料金が決まる仕組みになりました(圏央道は別計算)。

しかし、この仕組みでは中央道から首都高速に抜けるケースで通行料金が大幅に値上げとなるパターンがあるため、特例として高井戸IC~八王子ICについては走行ルートによる上限料金が設定されました。2020年1月1日現在、ETC利用の上限料金は普通車630円です。

ちなみに現金利用の場合、八王子IC~高井戸ICに関してはどのICで乗り降りしたとしても通行料金は1000円です。このため、この区間を利用するドライバーはETC利用が必須といえるかもしれません。

ETC利用の特例料金の割引率は37%

先ほどの特例は「八王子ICより西も含めた利用分をすべて距離で計算」より「八王子ICより西側の利用分+630円」が安くなる場合に採用。さらに、後者が適用になる条件として、都心側の利用ICが調布IC・高井戸ICと首都高速、外環道でないとダメ、という指定もあります。

特例が一番大きく効いてくるのは、中央道上り線を八王子IC~高井戸IC(首都高速との連続走行も含む)、あるいは首都高速4号線から中央道下り線を八王子ICまで利用する場合で、通常料金1000円のところETC利用は630円。割引率にすると37%です。

一方で「中央道~首都高速~京葉道路」のように利用してしまうとこの特例の適用外になり、八王子ICから乗った場合は中央道利用分の1000円がかかることになります。


15分以内はETC特例が適用されない

そこで、裏技的に考えられるのが「一旦首都高速で降り、その先で乗り直す」というもので、例えば中央道→首都高速→京葉道路であれば一之江ランプで一旦降りて、篠崎ICから乗り直すというパターンです。

しかし、NEXCO中日本・東日本はこうした利用に制限を設けていて、先ほどのケースでいえば一之江ランプで降りた時刻と篠崎ICで乗った時刻が15分以内の場合、中央道のETC料金特例が適用されない仕組み。この「15分制限」は東北道や横浜横須賀道路など、首都高速と接続しているすべての路線が対象になります。

この15分制限を回避する一番の方法は「首都高速とつながる直前で一般道に降りて時間を潰す」ことです。中央道の特例を除けば、首都高速と接続する高速道路の間に連続利用の割引はありません。15分ならコンビニでちょっとした買い物をすればそれぐらいの時間になるので、休憩がてら活用するのがよいでしょう。

また、長距離割引との関係で中央道利用が長くなればなるほど割引額が少なくなっていきます。例えば、小黒川スマートICより西側と長野道の松本ICより北側から首都高速各ランプ間を移動する場合、通常料金で計算した方が割安となるため特例適用外になります。

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