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ETCを使っても通行料金が安くならない路線は?

いまや高速道路の通行料金は90%以上がETC払いとなっていて、高速道路の利用にETCは必須ともいえる状況です。ここまでETCが普及した最大の理由は、ETCを使った方がほとんどのケースで高速料金が安くなるためです。それでは、ETCを使っても現金利用と比べて安くならない、あるいは逆に高く付く高速道路はあるのでしょうか。


ETCを使っても通行料金が安くならない路線は?

ETC割引の多くは走行時間帯で決まる

高速道路通行料金のETC割引には、利用時間帯による割引と利用区間による割引が存在します。前者にあたるのがETC休日割引やETC深夜割引、ETC平日朝夕割引といったもの。後者の代表的な例がアクアライン割引や本四高速路線でのETC料金となります。

ETC休日割引はNEXCO3社や本四高速などが実施しているもので、土曜・日曜・祝日に高速道路を利用すると30%割引となるものです。なおNEXCO3社路線については、東京・大阪近郊の大都市近郊区間に設定された路線と、東京湾アクアライン・関門トンネル・沖縄道がETC休日割引対象外です。

一方、NEXCO3社が実施しているETC深夜割引は、曜日とは関係なく0~4時に高速道路を利用した場合に通行料金が30%割引になるというもの。ETC深夜割引の対象路線はETC休日割引より広く、京葉道路・東京湾アクアライン・第三京浜・横浜新道・横浜横須賀道路・第二神明道路・関門トンネルの7路線のみがETC深夜割引対象外です。

建設コストが高い区間の多くにETC割引

そして、NEXCO3社と本四高速が実施中のETC平日朝夕割引は、平日6~9時・17~20時に走行した場合、毎月の走行回数に応じて100km分を限度に料金を還元するというETC割引です。毎日朝夕各1回ずつが割引の対象で、走行回数が5~9回で30%、10回以上で50%がそれぞれ還元されます。

通行区間によるETC限定の通行料金割引は、関門橋や東京湾アクアライン、関越トンネルといった建設コストが高い区間に多く設定されています。同様に建設コストが高い本四高速については、ETCと現金では料金体系が別で、ETCを使うことで自動的に通行料金が割安となります。

これらの割引に該当しない時間帯や路線を走行した場合でも、ETC利用によるメリットはあります。事前入会が必要なものの「ETCマイレージ」のポイントが貯まるため、ETC利用の方が現金よりお得です。


首都高速と阪神高速でもETCメリット

ETCマイレージの対象路線は広く、ETCが使える高速道路でETCマイレージのポイントが貯まらないのは首都高速・阪神高速のみ。逆にいえば、首都高速・阪神高速以外の路線には、必ずETCを利用するとお得になる仕組みが用意されているといえます。

しかし、首都高速や阪神高速にもETC利用のメリットがあります。ETC利用の場合に限り、距離別料金が適用されるのです。なお、現金の場合は入口ランプから走行可能なもっとも遠い出口ランプまでの距離で料金計算をするため、多くの走行パターンではETC利用より割高となります。

ところが、首都高速・阪神高速には距離別料金の上限が普通車1320円(横浜青葉JCT利用時のみ1800円)に設定されていて、これはETC・現金とも同じ。そこで、川口JCT~並木ランプのように首都高速・阪神高速を上限料金まで走行するケースのみは、ETCを利用してもお得にならないといえるのでした。

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