パナソニックのラジオRF-DR100の本音レビュー
FMラジオ放送の周波数帯が変わろうとしているいま、あらためてFMラジオを購入するのもよいでしょう。そこで、人気のパナソニックのラジオ「RF-DR100」を本音レビューしました。デザイン性と操作性に優れますが、残念ながらFM補完放送に非対応。後継機種の発売に期待したいところです。
パナソニックのデスクトップラジオ
パナソニックのラジオ「RF-DR100」は、番組録音機能を持ったデスクトップラジオ。操作パネルが1か所に集約されており、操作が分かりやすいのが特徴。音声ガイダンスもマル。極めて平均的で、パナソニックらしいそつがない作りです。
マイナスポイントは聞きやすいものの、クリアさやパンチに欠ける音。FM波の感度はそれほど高くはなく、S/N比もいまひとつです。
また、FM用外部アンテナ端子がないのも難点。さらにはFM補完放送に非対応で、パナソニックの後継ラジオ機種の発売に期待したいところです。
RF-DR100のデザイン性と操作性
RF-DR100の総合評価としては、デザイン性・操作性に優れているので、リビングに置いて使うファミリー向けにぴったりでしょう。クラス最長94cmのロッドアンテナを装備していますが、これだけで予約録音をしなくてはならない点に不安が残ります。
受信周波数は、AMが522~1629kHz(9kHzステップ)、FMが76.0~90.0MHz(0.1MHzステップ)です。記録メディアは内蔵メモリ(4Gバイト)、SDカード(最大32Gバイト)となっています。
サイズは280W×175H×134Dmmで、重さは1,570g。電源は単2形乾電池×6本またはAC100Vです。実勢価格は11,000円となっています。(文/手島伸英)
■「パナソニックのラジオ」おすすめ記事
防災ラジオのおすすめは手回し充電のRF-TJ10
ラジオ録音の予約も簡単にできる「RF-DR100」
AMラジオでも音質を重視したいならRF-U100TV
パナソニックのラジオの歴史…松下幸之助歴史館
■「パナソニック」おすすめ記事
松下幸之助歴史館で懐かしい家電に思いを馳せる
パナソニックが自転車をいまだに作り続ける理由
ラジオライフ編集部
最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- 盗聴器の電波は途切れた瞬間に発信源を特定する - 2025年12月8日
- 手ブレ補正が効く注目の「基板型カメラ」使い道 - 2025年12月7日
- NHK受信料ペナルティで割増金と延滞金の金額差 - 2025年12月7日
- トヨタのハイブリッド車に搭載された隠しモード - 2025年12月7日
- 専業主婦“昼顔”不倫を尾行する探偵テクニック - 2025年12月6日
この記事にコメントする
あわせて読みたい記事

ラジオを聞くのにNHK受信料が必要な時代があった

ラジオを窓ぎわで聞くとき窓は開ける必要なし?

AMラジオ廃止でもなぜNHKはAM放送を続けるのか

改正NHK経営計画でAMラジオ廃止の記載が消えた
オススメ記事

2021年10月、ついに「モザイク破壊」に関する事件で逮捕者が出ました。京都府警サイバー犯罪対策課と右京署は、人工知能(AI)技術を悪用してアダルト動画(AV)のモザイクを除去したように改変し[…続きを読む]

モザイク処理は、特定部分の色の平均情報を元に解像度を下げるという非可逆変換なので「モザイク除去」は理論上は不可能です。しかし、これまで数々の「モザイク除去機」が登場してきました。モザイク除去は[…続きを読む]

圧倒的ユーザー数を誇るLINEは当然、秘密の連絡にも使われます。LINEの会話は探偵が重点調査対象とするものの1つです。そこで、探偵がLINEの会話を盗み見する盗聴&盗撮テクニックを見ていくと[…続きを読む]

盗聴器といえば、自宅や会社など目的の場所に直接仕掛ける電波式盗聴器が主流でした。しかし、スマホ、タブレットPCなどのモバイル機器が普及した現在、それらの端末を利用した「盗聴器アプリ」が急増して[…続きを読む]

おもちゃの缶詰は、森永製菓「チョコボール」の当たりである“銀のエンゼル”を5枚集めるともらえる景品。このおもちゃの缶詰をもらうために、チョコボール銀のエンゼルの当たり確率と見分け方を紹介しまし[…続きを読む]

























