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ソニーが製作していた航空無線用の受信機とは?

ソニーは世界でも最大級のAV機器メーカー。ウォークマンをはじめとした革新的なモノづくり企業として知られています。そんなソニーが、かつては航空無線用の受信機を製作していました。1984年9月に発売されたソニーのユーティリテイ受信機「AIR-7」の受信改造記事を紹介しましょう(ラジオライフ1984年12月号掲載)。


ソニーが製作していた航空無線用の受信機とは?

ソニーが久々に発売した受信機AIR-7

ソニーから久々に発売になったユーティリテイ受信機AIR-7は、VHF帯エアーバンドのみとなっています。ところが同機の輸出向けの製品には、エアーバンド以外に「PSB」というバンドが存在することがわかりました。

国内向けの製品は、はたしてどうでしょう。手に入れてさっそく中を見てみたところ、すばらしい事実が判明しました。

予想通り、バンドスイッチのロータリースイッチを止めているシャーシのすぐ近くにネジが1本あり、バンドスイッチのつまみにバリのような出っぱりが付いていて、AIRのさらに左側にはバンドスイッチが回らないようになっています。

ですから、バンド切り換えのツマミを引き抜くだけで、バンドのロータリースイッチは3段階から4段階に回るようになるわけです。このエアーバンドのもう1つ左側のロータリースイッチの位置が「PSB」バンドなのです。

ソニーの受信機AIR-7の受信周波数

ソニーの受信機AIR-7の定価を聞いてびっくりしました。いくら天下のソニーとはいえ、3バンドラジオで5万円台というのは、いかにも高い価格設定だったからです。いくら一般向けのラジオではない航空マニアに向けたラジオでも、フェアメイトあたりの製品とは比較にならない高いオネダンです。

しかし、4バンドのラジオの価格としたら皆さんも納得がいくのではないでしようか。しかも受信周波数は「AM:150~2,194kHz、FM:76~108MHz、AIR:108~136MHz」に加えて、「PSB:144~174MHz」が受信できるのですから、ユーザーの皆さんにもお買い得のラジオだということがわかっていただけるでしよう。

気になる受信感度ですが、付属のホイップアンテナはVHF帯の低い周波数に設定してあるためか、PSBバンドでは若干の感度不足を感じます。ちょっと面倒ですが、2mアマチュア無線機のオプションパーツとして売られているラバーアンテナを買って来て、AIR、PSBと差し換えて使ったほうが良いようです。

AIR-7はアンテナ端子にBNCコネクタが付いていますので外部アンテナの接続も可能で、屋根にディスコーンアンテナでも上げればAIR、PSBバンド共に最高の受信感度を発揮してくれるでしよう。

PSBバンドがあることがわかるとさらに欲が出るもので、今はやりのチップ部品などを使って、ウォークマンを作り上げた技術で今の大きさの半分くらいにしてくれれば…などと勝手なことを考えているこのごろです。

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